昨日の練習後、レバンテから加入したペペルの入団プレゼンテーションがメスタージャで行われました。バレンシアでの最初の会見は、レバンテファンとバレンシアファン双方へのメッセージから始まりました。

──バレンシア入団が決まった今の気持ちを教えてください。
「バレンシアというクラブの重みを多くの人が理解していることを思うと、バレンシアのような偉大なクラブが僕に賭けてくれたことをとても嬉しく思います。今から僕はその信頼に応えなければんりません。バレンシアのユニフォームを着ることには大きな責任が伴うことを理解しています。そして、ピッチ上でそれを見せなければなりません」

──レバンテのファンとバレンシアのファンにメッセージをいただけますか？
「レバンテのファンがどのように感じているかは理解しています。僕としては、ただレバンテの幸運を祈ることしかできません。そして、バレンシアニスタの皆さんの歓迎には感謝しています。野心的で、ファンが僕らを誇りに思ってくれるようなチームにするために全力を尽くす、そのために僕はここに来ました」

──レバンテのファンから裏切り者と言われていることについて
「周囲の意見は僕には関係ありません。僕は自分自身が裏切り者であるとは感じていません。昨季のレバンテの状況は誰もが知っていました。僕らは希望を抱いて契約書にサインをしましたが、結果的に昇格という目標を達成できず、最終的にはこうなることが3者にとってベストでした」

──レバンテのキコ・カタラン会長が物事がうまくいく可能性、非常にうまくいく可能性、悪くなる可能性があると話していました。
「3者にとって望んだ結果になったので、物事はうまくいったと思っています」

──バレンシアが契約解除金満額を支払ったことはあなたの責任を高めますか？
「バレンシアが満額支払ったことについて、余計に責任を感じることはありません」

──再びプリメーラでプレーすることに興奮していますか？
「プリメーラでのプレーは僕が求めていた挑戦です。全てのサッカー選手が望むものでしょう。そしてバレンシアは僕のポジションの選手を探していました」

──クラブからは何を求められていますか？
「クラブからは、僕がここで成長することを期待していると言われました。野心的になり、全員で成長したいと思っていますし、それが僕らの出発点です。そしてそれはここで必ず達成できると信じています」

──ピッチで最も快適にプレーできる場所はどこですか？
「8番でも6番でも良いプレーが出来ると思います。監督が望むところであればどこでもプレーします。僕にとってはいつでもチームが最も重要で、守備でも攻撃でもチームにバランスを与えることが出来ます。なので、その点では監督にとって完璧な選手になれると考えています」

──バラハ監督とは話しましたか？
「沢山話しました。監督は僕に対して裏表なく接してくれています。監督からもありのままで居てほしいと言われています」

──バレンシアのロッカールームはいかがですか？
「すごい、の一言です。初日から皆が僕を完璧な形で歓迎してくれました。最初はジャウメが話しかけてくれて、僕の座る場所を用意してくれたと言ってくれました。キャプテンたちにも助けてもらっています。誰かが何かを必要としている時にはチームメイト全員が応えてくれる環境があります。これは新加入選手にとってすごく重要な要素だと思います」

──あなたと同じバレンシアーノ（バレンシア州出身者）がチームに多くいることはメリットですか？
「その要素も僕にとっては非常に大きいです。バレンシア州のDNAが受け継がれ、非常に緊密なロッカールームが実現できていると感じました。もし誰かが良い時間を過ごせていない時も、チームメイトがカバーしてくれると思います」