VCFメスタージャのDFセサル・タレガ(20)との今季いっぱいとなっていた契約を2027年まで延長することで合意しました。新しい契約では若干の昇給と、5000万ユーロの契約解除金設定が含まれています。近日中に正式に契約書にサインが為される見込みです。

昨季トップチームでの公式戦デビューを果たしているタレガについては、今季はトップチームでのチャンスを得られていないものの（プレシーズンマッチ：クレルモン・フット戦では15分間プレー）、クラブは10月から契約延長に向けて動いていました。そして、タレガ自身も延長を望んでいたことから、交渉はスムーズに進んだとのことです。

このカンテラーノが契約延長するにあたってクラブに要求したことは「中期的にトップチームで主導的な役割を担う」ということでした。当然、彼はこれからの4シーズンをVCFメスタージャで過ごすつもりはありません。そしてクラブは彼の要求に応えるために、一定の条件を満たした場合にクラブとの契約を2028年まで延長し、契約解除金が1億ユーロに跳ね上がるというオプションを今回の契約に加えたようです。

タレガには今季開幕前の時点でも複数のクラブから関心を寄せられていました。そのため、来季このセンターバックの若者がトップチームでプレーするのが難しい場合は、VCFメスタージャよりも上のリーグに所属するチームにレンタル移籍することになるでしょう。

関連記事
セサル・タレガ (プロフィール)