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元バレンシアのマルセリーノ監督のインタビュー(後編)

PodCastの番組「VEUS FÉ-CÉ」に出演したマルセリーノ・ガルシアのインタビュー後編です。後編では国王杯やメリトン、自身の解任について話しています。インタビュー前半と併せてご覧ください。

元バレンシアのマルセリーノ監督のインタビュー(後編)

──UEFAチャンピオンズリーグ2018/2019
「すごく良い戦いをしました。ヤングボーイズ戦は人工芝のピッチで難しい試合でした。バレンシアに限らず、ほとんどのチームにとってあそこで勝つことは簡単ではないのです。グループステージでは、わずかな部分が私たちの味方になってくれませんでした。VARがあれば突破できた、ユナイテッドが93分のゴールでユーヴェを破った、ユナイテッドがロスタイムにヤングボーイズのハンドで私たちの突破を阻むゴールを奪った...簡単なグループには入れませんでしたが、2つのメガクラブに対して、私たちは最後まで戦いました。そして、私にとっては2年目(2019/2020)の方が手ごたえを感じていました。ロッカールームでも良く話していましたし、グループステージを通過するためのオプションがたくさんあり、実際にバレンシアは通過しました」

──グループステージ敗退がバレンシアで最も大きい失望?
「通過できなかったことよりも私たちが悔しかったのは、素晴らしいバレンシアを築き上げ、さらに向上する可能性を持っていたのに...突然ゼネラルディレクターを殺し、スポーツディレクターを殺し、監督を殺し、プロジェクトを殺し、クラブを殺し、チームを殺したことかもしれませんね」

──2018/2019シーズン前半戦の引き分けの連続
「あの時のチームは多くの試合に勝つに値したと思っています。でもそれがサッカーというもので...。私たちにはデータがあり、そのデータはバレンシアのシュート成功率が正常ではないことを示していました。ラ・リーガで2番目か3番目に低かったと思います。それでも良い試合をしていたことは確かです。実際のところ、メスタージャでは大きな抗議行動はありませんでした。チームは全力を尽くし、プレーし、勝ちたいという意思を見せ、チャンスを作り、危険な場面もほとんど作らせなかった...。バジャドリー戦をよく覚えています。試合を通じて一度中盤を抜かれただけで、89分の直接FKからのゴラッソを決められ、勝利を逃しました。結局のところ、時間が経つにつれてすべてが意味のあるものになります。私たちはあのシーズン、後半戦と同様に多くのゴールを奪わなければなりませんでした。ウエスカ戦でのピッチーニのゴールは団結、勝利への願望、思い通りの結果が出ていないにもかかわらず物事が正しい方向に進んでいるという確信を示しました」

──コーチングスタッフの多さへの批判
「私が去ったあと、もっと多くの人が居ましたけどね(笑) 私は自分が必要だと思う人たちと一緒に仕事をすることが好きでしたし、関係者全員で動くことが好きでした。クラブからは"青い服(スタッフ用ウェア)を着ていると人数が多く見えるから、この人とこの人は写真に入れない方が良い"などアドバイスされました。今までは用具係の責任者や、クラブのシェフは写真に写っていませんでしたが、私は一緒に写ることを望みました。単純なことで、私たちと一緒に働き、私たちが最高のパフォーマンスを披露しやすくしてくれている彼らのような人々もチームとして一緒に写真に写るべきだと思ったのです。名前を知られていない人も写っています。彼らのほとんどは私よりも前からクラブに居た職員で、私たちのスタッフはヘッドコーチ、アシスタントコーチ、フィジコ、フィジコアシスタント、スカウト...6~7人でした。ビジャレアルで一緒に働いていたリトレーナーも推薦しましたし、フィジコとメディコも連れてきましたが、6人でも8人でもクラブが支払う費用はかかりません。彼らの給与は私の給与から出ていましたから」

──バチュアイの退団
「お互いが幸せではなかった、それが真実です。私の考えは、毎日やっていることに従って、パフォーマンスを発揮するということです。選手のほとんどが、日頃のプロ意識、体調管理、トレーニング方法、試合でいかに自分の才能を発揮するかを意識して活動しています。加えて、新加入選手にとっては前シーズンにすでに出来上がっている集団思考のダイナミズムにいかにして入り込んでいくかという要素も求められます。なるべくスムーズに適応させて、パフォーマンスを発揮できるように努めましたが、彼は何事においても非常に不安定な子でした。人間的な部分での不満はなかったのですが、パフォーマンスを出せなければ決断を迫られます。私たちが考えていた働きとはかけ離れていたので、コストや投資額に応じて正しいと思う決断をしました」

──メリトンの国王杯軽視
「その前年(2017/2018シーズン)からそうでした。国王杯は二の次で、彼らにはそれを戦う意思はありませんでした。準決勝でバルサに敗れた時、私たちはかなりの負傷者を抱え、リーガでいくつかの勝点を失ったことを覚えています。そのシーズンの終了後に"国王杯に力を注いだせいで4位に入れない可能性があった。勝ちあがらない方が良かった"と言われました。なので、その次の国王杯(2018/2019)ではスポルティング戦でも、ヘタフェ戦でも大規模なローテーションを組みました。ヘタフェには1stレグで1-0で負けていたのですが、2ndレグを戦うにあたってチームで話している中で、あの試合はどうしてもモノにしたいという結論に至りました」

──2019年1月29日、ヘタフェ戦
「そう、開始早々に失点してしまいました。でもチームの調子が良くて、すごく良い試合をしました。前半に何度かチャンスがあり、後半も継続できました。誰も想像できなかった最後の数分間で私たちは逆転しました。私にとってあの試合が、チャンピオンズリーグ出場権に届くため、そして国王杯の決勝に届くための重要な試合となりました。あの日、あそこで起きた全てが信じられないくらい感情的な状況の積み重ねでした。ファンだけでなく、選手一人一人が恍惚の表情を浮かべていました。選手たちはなかなか勝てないシーズンを過ごしていました。懸命に努力し、非常に良い試合をしていましたが、それを結果に繋げることができなかったのです。あの試合では、選手ひとりひとりがバルコニーに居る5,000人のファンから長い時間をかけて愛情を注がれていました。あの勝利が、自分たちが良いチームであること、全てを目指せる力があることを証明しよう、という決定的な後押しとなったのです」

──マルセリーノの負傷
「2、3回やりましたね...(笑) ハムストリングをパンクさせてしまいました。ちゃんと治療したのに、爆発的なアクションをするとまた怪我してしまうのです。でもまあ、私が怪我をする分には問題ありません(笑)」

──タイトル獲得の影響
「チームがどんどん成熟していくことを実感しました。あのような試合は、自尊心や、自信、勝利の感覚を高めてくれます。優勝した翌シーズンのチームはまるで勝者のチームのようであり、どこが相手でも勝てるような気がしていたものです。国王杯に勝ちたかった、やってきたことが正しかった、という気持ちの正当性を証明するものでした」

──アーセナル戦で6人のDFを起用した作戦
「以前からトレーニングしていたものでした。コクランとコンドグビアが離脱していたのです。アーセナルは3バック、5バックでプレーしており、あのような戦術でも大きな問題は起きませんでした。しかしアーセナルが私たちの2つのミスに乗じてゴールを奪い、92分に3点目を許してしまった...。もし私たちがしっかり守っていれば、2-1でセカンドレグに臨めて、オープンな戦いとなるはずでした。結局良い結果は得られませんでしたが、良く戦ったと思います。2試合合計で被シュート数が9で失点が7、こんなことは滅多にありません」

──国王杯決勝前の合宿
「マテウ(・アレマニー)が過去に2回、国王杯の決勝を経験していました。そのうち1回がお祭りで選手たちが外的要因にとらわれた状態となり、次の1回で最初の経験を生かして選手たちの行動を修正していました。彼は、私が最も美しい試合だと思う決勝戦の喧騒やフィエスタ気分から離れられるように、チームを訪問する人を制限して集中する必要があると言いました。ヘレスに行ったのは正しい判断だったと思います。集中し、リラックスして練習し、最適なコンディションで試合の準備をすることができました」

──バルセロナとの決勝戦
「選手たちにはあの試合に勝つ自信がありました。特定の誰かと話したわけでなく、チーム全体が仲が良く、一緒に過ごす時間も長かったことから生まれた話です。選手たちはバルサとの試合では毎回"自分たちがそこに居た"という自信を持っていました。引き分けが多く、もっと勝てたかもしれませんが、彼らとの対戦ではいつもタイトでした。前の週のバジャドリー戦(リーガ最終節)でチャンピオンズリーグ出場を決めたことも自信につながりました。選手たちはヘタフェ戦で既に"国王杯は優勝するつもりで戦わなければならない"と言っていました。そして"今日、ここで勝つ"と言い、決勝戦に臨みました。前半だけでなくバルサを抑えて素晴らしい試合をしました。CKの流れからメッシにゴールを奪われて難しい状態になりましたが、その後も決定的チャンスを作りました。あの試合は何度も何度も見直しました...(笑)」

──国王杯優勝の歓喜
「たくさんの忘れられない瞬間があります。ガブリエウにスライディングされたり...(笑) あらゆる幸せの集合体であり、全ての瞬間が等しく特別です。完璧な幸せでした。夢が現実となりました。私が監督の仕事を始めたのが1997年で、それから20年以上が経ち、タイトルを獲ってシーズンを締めくくるという経験を選手たちのおかげで経験できました。初めてのことで、自分が今どこに居るのかわからなくなりました。たぶん何度も経験すると2度目以降はそんなことはないのでしょうね」

──優勝を祝わなかったピーター・リム
「翌日、祝賀会をしました。マテウが来て"何がなんだかわからない"と言いました。オーナーがロッカールームに顔を出さなかったこと、誰にも祝福されてないことを私は理解していなかったんです。決勝戦の当日、彼はスタジアムのVIPルームに居て、そのまま去っていきました。マテウは彼を探しに行き、車に乗り込んだところを見つけました。彼は英語で"おめでとう"と冷たく言い放ち、去っていきました。幸せな経験が人間を完成させると言います。タイトルを獲ったのに、オーナーに冷たく距離を置かれ、興味がないのかと考えてしまいました。悲しい瞬間でしたが、誰もが自分の行動に責任を持ちます。あの日は誰も、何も、私たちの幸せを奪うことはできませんでした」

──バレンシアでのお祝い
「街に信じられないほどたくさんの人が居ました。バレンシアのファンはとても熱狂的であり、爆発的で、私たちが空港に着いた時には既にたくさんの人が居ました。パレードの通りには30万人以上の人が居たのではないでしょうか。お年寄りの方、中高年の方、バレンシアのシャツを着た子供たちや、赤ちゃん...私たちは仕事と努力で多くの人を幸せにすることができたと思います。誰かを幸せにしたという実感は永遠に心に残るものです」

──メスタージャでの胴上げ
「私は体重が軽いので、皆にとっては簡単だったでしょう。その分、高く飛ぶので怖かったですね(笑)」

──崩壊の始まり
「7月1日に問題が始まりました。私たちはバケーション中でしたが、マテウとパブロ(・ロンゴリア)が既にいろいろな問題が起きていると教えてくれました。過去2シーズン続けてきたクラブのプロジェクトを正しく継続していくための道を歩けなくなることを知り、私たちはクラブにオーナーとの面談を求めました。8月初旬にマテウとパブロがシンガポールに行き、和解のテーブルに着きました」

──シンガポールでの面談
「2人からは"あの面談は友好的でオーナーも普通だった"と聞きました。全てを受け入れてもらえたと言い、具体的な補強候補の名前を出しても"わかった、OKだ"と言われマテウは仕事を始めることができました。しかし、ドイツ(合宿地)に到着すると...またダメでした。今、あなた(インタビュアー)と話しているようにお互いの目を見て、あなたが何かを実行したい、と私に伝えて、私がOKを出して15日後に合意した内容を認めないようなものです。彼は私たちを騙しました。彼はもっとシンプルに"私がこう言ったのだからこうだ"と言うべきだったと思います。オーナーなので、"こうあるべき"と判断する能力を持っていたはずですからね。もし彼が納得いかなければそう言い、私たちはそれを受けて解決策を探し、一緒に仕事を完遂させる、それだけのことです。でも、何でもかんでもイエスと言っておいて、後からノーと言われたら...私たちは不信感を抱いたままでした。そして私たちにできることが何もないということも分かっていました。責任と義務に基づき仕事はしましたが、良い仕事をするには非常に難しい状態にありました」

──オーナーの嫉妬?
「それは他の人に聞く質問です。私にはわかりません。私は誰に対しても嫉妬はしていません。よくわからないまま、不思議なことが起こりました。もしかしたら、あなたが言うようにマテウと私が重要な役割を担い過ぎているという話が出たのかもしれませんが、それを証明するものは何もありません...」

──アニル・マーシーの解任
「実はバレンシアを離れたら、オーナーのことはどうでもよくなってしまいました。私はされたことを根に持つタイプではありません。私もコーチングスタッフも、解任が論理的な理由によるものではないことは感じていました。私たちは苦しみました。プロとして最高の瞬間に立ち会うことができ、とても素晴らしい経験をすることができました。そして今よりもっと良い未来が待っているはずだと、誰もが期待していました。しかしあの決定が下され、それぞれ自分の道に進むことになりました。私は唾を吐かれるような人間ではないし、他人の行動に注意を払うこともありません。私が働いている時、私は毎日自分の仕事だけをしています。彼らが居たクラブ・オフィスのことはわかりません。プレゼンテーションの日に足を踏み入れただけです。私はパテルナで働いていましたし、メスタージャが私の家でした」

──ピーター・リムを"蟹"に例えたフレーズ
「以前に何が起こっていたかを知っていたので、私を追い出す理由にはならないと思います。テーブルについて何かのテーマについて話した後、最終的に完全な嘘をつかれるほど敬意に欠けることはないですよね?見下されていたのだと思います。私が"(ロドリゴの退団について)オーナーは賢いのでそんなことにならないと確信している"と言ったことを皆が忘れているんです。あれはオーナーへの挑戦ではなく、自分の中から出てきたもので、同じことを反映した別のフレーズも言えたと思います」

──エウジェニオ・ボタス(マルセリーノの代理人)のクラブへの深入り
「それはとても簡単なことで、バレンシアの選手の何人が、私の代理人である彼と代理人契約を結んでいたかを考えればわかります。答えはゼロです。だからこそどのような意味でそう言われているのかがわかりません。それを踏まえると、その話は飲み会の席で出るレベルの、いわば情報とも呼べないものです。私はとても落ち着いた良心を持っています。バレンシアでのキャリアだけでなく、監督やコーチを務めた他のクラブでも同様です。そこにこのような話を基に私の正直さ、信頼性について疑問を呈する人が、誠実で信頼できる人間なのかどうか私にはわかりません」

──解任前にセラーデスと交渉していたこと
「それはまったく気にしません。サッカーの世界では普通のことです。私が不快だったのは私たち解任の理由と方法です。解任前の交渉についてはよくあることで、監督に問題がある場合、契約当事者はさまざまな解決策を探します。それ自体は気にしません」

──2019年9月11日、解任
「バルサ戦のビデオを家で見て準備していました。あるジャーナリストから連絡があり"クビになった"と言われました。驚き、息苦しくなって座り込んでしまったのを覚えています。脈が速くなるのを感じて、言われたことを反芻しました。解任はないと聞いていましたからね。マテウに連絡したら"何も聞いてない。確認して連絡する"と言われました。そしてその後に電話があり、"本当のことだ"と聞かされました」

──人生最悪の瞬間?
「とてもつらい日々をたくさん過ごしました。最も傷ついたのは言われた時で、完全な驚きがある中でそれを受け入れることが難しいからです。その後少しずつ消化していきました。選手たちとのことを考えてさらにつらくなりました。妻が家に帰ってきてからそれを伝えると"何言ってるの?"と冗談を言われた時の反応でした。辛いけど受け入れるしかなかったのです。私は皆さんが思う以上に涙もろい人間で、すぐに感情的になってしまう人間なので、ホテルでの最後の会見はとてもつらいものでした」

──クラブを追われたアレマニー、ロンゴリア、パレホ、ガライ、コクラン
「私の痕跡を消そうとしたのではないと思います。私が思うに、これだけの費用をかけたプロジェクトを短時間でつぶすというのはあまり賢いやり方ではないと思います。世界記録ではないですか?バレンシアのファン、選手、従業員たちに申し訳なく思います。メリトンにこんな進め方をする資格はないと思います。この偉大なクラブ、この街、このファン...多くのタイトルを持つ歴史的なクラブを彼らがおもちゃのように扱えるというのは、人間同士が尊重しあっていくべき現代においてそぐわないと思えるのです」

──パコ・カマラサの解雇
「とても酷い仕打ちでした。彼らの卑怯で意味のない数多くのアクションのひとつに思います。彼が私の友人だったことが影響しているのかどうか、私はそうでないと信じたいのですが...時々そう考えることもあり、罪悪感を感じています」

──アトレティックの監督としてメスタージャを訪れたこと
「プロフェッショナルとしての私の義務は、全ての試合に勝つことです。バレンシアのファンならだれでもバレンシアの勝利を望んでいることでしょう。アトレティックのカラーを守っていた時、彼らのファンもまた私に特別良く接してくれました。組織としてのアトレティックに、そしてあのチームを構成してくれた全ての人、私に声をかけてくれた人たち、そして彼らのファンに感謝しています。自分が監督をしていたチームのグラウンドに、ライバルとして最初に訪問するのは...複雑ですね。メスタージャではホームチーム側のロッカールームからピッチに出るのに慣れてましたが、これからはアウェー側のロッカールームから出ていくことになります。私を含め、監督という人たちは一般の方たちとは全く違う経験をしていると思います。おそらく皆さんにはすべてが奇妙なことに思えるでしょうね。なんとなく場違いなような不思議な感覚がありました。ずっと頭で認識してきたものの全ての蚊帳の外に居るようでした。国王杯での対戦では、あれがまさにサッカーそのものでした。イニャキ(・ウィリアムズ)がアウェーゴールを奪うための1vs1の場面でGKに止められ、その次のプレーでゲデスが"ペピナッソ"を決めました。偉大な選手は試合を解決するための素晴らしいリソースを持っていることを実感したものです」

──バレンシアで再び仕事をする可能性
「もちろん、バレンシアに戻りますよ。間違いなく、戻りたいと思っています。でも今のオーナーが居る間は二度と戻ることはないでしょう。私から見ても、彼らから見てもあり得ないことです。人生で一緒に居たくない人と一緒に居るつもりはないですし、私の考えを変えるほどのお金もないでしょう」

──将来の展望、スペイン代表監督の座
「未来に何が起こるかはわかりません。誰もが自分が目指している道に沿って、自分を満たしてくれる適切な仕事の選択肢を見つけたいと思っています。いずれは私たちがワクワクするような実現可能な目標を掲げたプロジェクトを選ぶ時が来るでしょう。スペイン代表?それはないとしか言いようがありません。既に良い仕事をしていて、私が尊敬している監督が居ます。私は自分が将来の代表監督になると考えたことは一度もありません。今はそういう話をする時ではないと思います。非常にうまくやっている監督が居るのですから。私は常に全ての同業者に敬意を払うように努めています。もちろん、ルイス・エンリケを支持しています」

──ワールドカップ2022に臨むスペイン代表
「楽しみな気持ちしかありません。彼らはアイデンティティを持ってうまくやっているし、チームとしてまとまっているように見えます。ワールドカップのような短期決戦ではいつでも、ちょっとした幸運や自分が有利になるような小さな要素が必要です。スペイン代表もそういうものに恵まれてほしいですね」

──ガットゥーゾのバレンシア
「彼らの試合はいくつか見ています。今季のバレンシアは好きですね。ボールの有る無しにかかわらず、全ての局面でオートマティズムを発揮し、明確なプレー哲学を持っているチームだと思います。ただ、あの内容のサッカーにしては勝点があまりにも少ないですね。ダイナミクスとプレーのリズムが良く、視覚的にも魅力的なチームだと思います」

──ピーター・リムの時代を生きるバレンシアニスタ
「不当な罰を受けているように感じます。バレンシアのファンとこの歴史的なクラブには、彼らを尊重し、その歴史を尊重してくれるオーナーが相応しいと思います」

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