マキシ・ゴメスが退団
フェネルバフチェへの移籍が噂されていたマキシ・ゴメス(26)ですが、これまで全く名前の出ていなかった、同じトルコリーグのトラブゾンスポルに完全移籍することになりました。
移籍金についてですが、トラブゾンスポルとは300万ユーロ+将来の移籍金の25%という条件で合意したようです。
当初クラブはフェネルバフチェの出していた「600万ユーロでマキシの保有権の80%を購入する」という内容のオファーを受ける予定でした。しかし、フェネルバフチェがマキシ個人に提示した条件が当初個人間合意で話されていた内容と違うとの理由でマキシが拒否して破談。そこにトラブゾンが表れてマキシの納得する条件を提示したことで電光石火で移籍交渉がまとまりました。マキシは3年契約+1年延長のオプションでトラブゾンと契約します。
今夏、カバーニの獲得に絡んで退団が噂されていたマキシの去就についてようやく結論が出ました。2019年に1600万ユーロ+サンティ・ミナとのトレードという条件でやって来たウルグアイ代表FWは、バレンシアで期待した時間を過ごすことが出来なかったと言えるでしょう。
「チャンピオンズリーグに継続して出場するチーム」というプロジェクトに期待してバレンシアにやって来たマキシでしたが、マルセリーノ監督解任から始まったクラブのカオスにより、バレンシアでの初年度しかチャンピオンズリーグでプレーすることが出来ず、ヨーロッパリーグでもプレーすることができませんでした。また、リーガでも初年度こそ10得点を記録したものの、その後はなかなか得点を増やせず、昨季はFWのレギュラーポジションを失うことになりました。3年間での公式戦出場は109試合、23得点となっています。
マキシは自身のSNSにてバレンシアニスタにお別れのメッセージを残しています。
マキシ・ゴメス
「この3年間、自分の家のように感じさせてくれたこの美しい街、バレンシアに感謝します。バレンシアCFを守る機会と自信を与えてもらえたこと、そしてメスタージャでの全ての試合でファンに楽しませてもらえたことに感謝するとともに、このことを誇りに思います。最後に、バレンシアは娘のカタリーナが私の人生に現れた街として、私の心の中にあり続けることを皆さんに伝えたいと思います。バレンシアCFに感謝します。Amunt!」
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マキシ・ゴメス (プロフィール)