ブルラマキがレンタル移籍
選手過多(30人以上)となっているVCFメスタージャの人員整理を進めているバレンシア・アカデミーは、次にチームを去る選手たちのリストを作成しています。その対象者は「VCFメスタージャで十分な実績を積んでいるものの、トップチーム昇格に届いていない選手」たちです。
そして、そのリストの中から新たにひとりクラブを去る人間が決まりました。1年前にエスパニョールからやってきたアレッサンドロ・ブルラマキ(20)です。
今夏のプレシーズン初日からガットゥーゾ監督に呼ばれたものの、スイス合宿のメンバーに入れなかったブルラマキは、RFEF1部リーグのCDバダホスへの1年間のレンタル移籍が決まりました。ブルラマキはバレンシアと2024年までの契約があり、買取オプションはついていないため、1年後にバレンシアに戻ってきます。
VCFメスタージャは今夏、このペルー人選手のポジションである守備的MFにベテランのマルティ・ソレールを補強しました。そのため、ガットゥーゾ監督の関心を引けなかった時点で今季のバレンシアにはブルラマキの居場所はありませんでした。
ブルラマキの受け入れ先が決まり、クラブは次のオペレーションに入ります。具体的にはビセンテ・エスケルド(23)、パブロ・ゴサルベス(21)、ホセダ・メナルゲス(20)のような選手たちです。
スペインU-19代表でもレギュラーであり、VCFメスタージャでも文句のない成績を残した右サイドバックのメナルゲスも、ボルダラス前監督の時と同様に監督がガットゥーゾに替わっても認めてもらえませんでした。ガットゥーゾ監督はトップチームに召集しているルベン・イランソを右サイドバックで試しており、メナルゲスの席は無いようです。