シトが退団
シトの愛称で知られるVCFメスタージャのアンドレス・パスクアル(22)が1年残っていたクラブとの契約を解除し、ギリシャリーグのアステラス・トリポリスに移籍することになりました。
パテルナで育ったシトは、毎年順調にカテゴリを上げ、2014年にVCFメスタージャに到達しました。しかし、昇格早々に負った膝の十字靭帯の怪我が、彼のキャリアを足踏みさせることになりました。
この大怪我からの復帰後も怪我に悩まされ続けたシトは、2016年5月にレアル・ソシエダ戦で念願のプリメーラデビューを果たしたものの、継続的にプレーできなかったこともあり、トップチームでの居場所を得るまでには至りませんでした。
2017年に成長のため、一時クラブを離れることを決断。クーロ・トーレス監督からのオファーを受けてロルカ(2部リーグ)へレンタル移籍しましたが、やはり怪我に悩まされることに。さらにクーロの解任と共に出場機会を失い、冬の移籍マーケットでVCFメスタージャに復帰することになりました。
そのまま昨季まで2部Bリーグでのプレーを続けてきましたが、既に5シーズン以上もVCFメスタージャでプレーしながらトップチーム昇格が難しいこともあり、クラブは契約解除に踏み切りました。