クラブは昨季後半アラベスにレンタル移籍していたアレックス・ブランコ(20)と今季いっぱいとなっている現行の契約を2021年まで延長したことを公式発表しました。また、2部リーグのレアル・サラゴサに1年間のレンタル移籍をすることも併せて発表されました。買い取りオプション付、また買い取った場合のバレンシアの買い戻しオプション付とのことです。

昨季前半戦のブランコはVCFメスタージャの左サイドハーフのレギュラーとしてリーグ戦21試合に出場し5ゴールを記録。10月の国王杯：エブロ戦ではトップチームでの公式戦デビューも果たしました。

しかし、アラベスにレンタル移籍した後半戦は、加入してすぐにプリメーラデビューを果たしたものの、アベラルド監督の信頼を勝ち取れず、公式戦出場がわずか2試合のみと不本意な形でシーズンを締めくくることとなりました。

そして、バレンシアにとってもこのベニドルム出身の若者の半年間の武者修行の成果は期待していたものではありませんでした。マルセリーノ監督は早い段階から、現状のブランコがトップチームのレベルに無いと判断しており、彼の受け入れ先を探すようにフロントに伝えていました。

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アレックス・ブランコ(プロフィール)