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ラトと契約延長、レンタル移籍へ

クラブはトニ・ラト(22)と現行の2021年までの契約を2023年まで延長したことを公式発表しました。また、ラトが今季オランダエールディヴィジのPSVアイントホーフェンに1年間のレンタル移籍をすることも併せて発表されました。

ラトと契約延長、レンタル移籍へ

2013年10月に親善試合ながら15歳でトップチームデビューを果たしたことで注目を集めたラトは、レンタルに出ることなく順調にカテゴリを上げていき、2016年2月にヨーロッパリーグで公式戦デビュー。2017/2018シーズンに正式にトップチームに昇格しました。これまで公式戦43試合に出場しています。

しかしラトにとって昨季の一年間は不本意なシーズンとなりました。同じポジションを務める先輩ガヤが、キャリアハイと呼べる最高のシーズンを過ごしたことにより、ラトは一年間ケガも病気も無かったにもかかわらず、公式戦わずか13試合の出場、リーガでは4試合のみの出場に終わることになりました。そして、クラブチームでの出場機会が無くなってしまったことでスペインU-21代表からも遠ざかることになり、先月開催されたU-21欧州選手権のメンバーにも選ばれませんでした。

出場機会を求めていたラトには、昨季中からスペイン国内外の多くのクラブが関心を示してきました。その中でもベティスやニース(フランス)からも正式なオファーが届き、完全移籍でのベティス入りが濃厚とまで報じられましたが、ラトは今季のチャンピオンズリーグにも出場するPSVアイントホーフェンを選択しました。PSVが昨季の左サイドバックのレギュラーであったアンヘリーニョ、バックアッパーのアジズ・ベヒッチを共に放出し、ポジションが開いていたことも選択理由のひとつでしょう。

PSVは完全移籍での獲得を望んでおり、移籍金500万ユーロ+インセンティブ100万ユーロというオファーを出してきました。バレンシアも一度はこのオファーに納得し、1000万ユーロでの買い戻しオプションを付けて合意に至ると思われましたが、バレンシアはこの才能あふれるサイドバックのプレーヤーを完全に手放すことはしませんでした。そのため、今回の契約に買い取りオプションは含まれていません。

昨日、ラトの入団プレゼンテーションが行われています。

トニ・ラト
「PSVは以前から僕に関心を持ってオファーを出し続けてくれていたので、僕も以前からPSVに来ることを考えていました。僕にとってベストの選択だと思いますし、今ここに居られることを嬉しく思います」

PSVのファン・ボメル監督
「我々は長い間、トニをチェックし続けてきました。そして昨季はガヤの存在により、彼が充分に力を発揮できていないことも理解していました。なので、今夏が我々にとってのチャンスだと思っていました。(同じスペイン人の)アンヘリーニョとの比較は出来ませんが、ラトは才能と可能性を秘めた若いプレーヤーです。我々のチームに貢献してくれると信じていますし、我々が捜し求めていた人材でした。彼が我々のオファーに納得してくれたことを嬉しく思います」

一方、ガヤのバックアッパーが不在となったバレンシアは、復帰するサルバ・ルイスがラトの代役になるとは考えておらず、新たな左サイドバックのプレーヤーを獲得に動くようです。

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