シレセン獲得決定
バルセロナ所属のオランダ代表GKヤスパー・シレセン(30)を完全移籍で獲得しました。2023年までの4年契約で、移籍金はクラブ歴代2位となる3500万ユーロ。契約解除金は8000万ユーロに設定されています。
また、移籍金3500万ユーロというのは昨夏のクルトワ(チェルシー→マドリー)と並んでGKとしては歴代5位となる高額となります。
シレセンはオランダ、ナイメーヘンの出身。2001年から地元のプロクラブNECでプレーし、2010/2011シーズンにプロデビューを果たしました。翌2011/2012シーズンにアヤックスに移籍。5年間の在席で公式戦143試合に出場し、2016年の夏にバルセロナに移籍金1300万ユーロで完全移籍しました。
バルセロナでの3年間は2ndGKとして主に国王杯で起用され2016/2017シーズン、2017/2018シーズンと連覇を達成しています。
オランダ代表ではファン・ハール監督時代の2013年にデビュー。2014年のワールドカップには正GKとして出場し、チームの3位入賞に貢献しました。
シレセン
「信じられない。僕にとってとても特別な事が起きた。とても幸せだよ。バレンシアでのキャリアをすぐにでも始めたいと思ってる。オファーを受け取ってからずっとバレンシアに行きたいと言い続けてきた。全然難しい決断じゃなかったよ。マドゥロとクーマンと話したけど、バレンシアに行くことを悩んでいたからではなくて、バレンシアというクラブをより良く知るために、だったからね」
「マルセリーノ監督とも電話で話したよ。僕がバレンシアに来た事を嬉しいと言ってくれた」
「メスタージャはとても好きなスタジアムだ。昨季の国王杯の準決勝でメスタージャでプレーしたけど、バレンシアのファンをスペクタクルで素晴らしいと思ったよ。カンプ・ノウよりは小さいかもしれないけど、メスタージャのピッチに居ると、どこよりも大きいスタジアムなんじゃないかって思わせる雰囲気がある。そんなところが僕は好きだね」