VCFフェメニーノのオスカル・スアレス監督解任
前節:レアル・ソシエダ戦での6-0の大敗により3連敗を喫したVCFフェメニーノのオスカル・スアレス監督が解任されました。後任は第2監督のカロリナ・ミランダがシーズン終了まで務めます。VCFフェメニーノ史上初の女性監督です。
2009年から2011年までVCFフェメニーノの監督を務め、今季7年ぶりにチームに復帰したオスカルでしたが、チームは今季ここまで8勝11分8敗のリーグ8位。12月~1月は7試合勝てないなど、今季はここ数年続けてきた上位争いに一度も加われず、また女王杯でも1回戦で早々に敗退するなど、クラブとファンの信頼に応えられていない日々が続いていました。
彼のイメージを大きく下げたのが今季何度も見られた大敗です。0-3での敗戦が2度、第11節ベティス戦、第12節アトレティコ戦の2試合連続を含む0-4敗戦が3度、極め付けがVCF史上3番目の大敗となる前節の0-6での敗戦でした。
また、リーグ戦18人の招集枠にGKを3人招集する、開幕から得点力不足にもかかわらず絶対的エースのマリ・パスをスタメンから外す、などの采配も物議を醸し、現地ファンからもオスカル監督で試合を重ねていくことに疑問の声が出ていました。
そしてクラブは、レアル・ソシエダ戦後にチームのカピタネスを招集し緊急ミーティング。その他の選手たちの意見を聞き取りした上で、解任が発表されました。