アルガルベカップにスペイン女子代表の一員として参加しているMFマルタ・カロが、第2戦：ポーランド女子代表戦で試合中に負傷。検査の結果、右ひざの前十字靭帯断裂の重傷を負っていたことが判明しました。

今季のVCFフェメニーノは、昨年11月にDFナイアラ・ベリスタインが左ひざの前十字靭帯断裂で、DFパウラ・ニカルトが半月板と脛骨プラトー軟骨の損傷で、それぞれ今季絶望の重傷を負っており、マルタ・カロが今季3人目の重傷者となってしまいました。
サッカー選手に多いこの負傷は一般的にみても全治6～8ヶ月です。そのため今季中の復帰はもちろん不可能であり、来季の序盤戦の出場も難しいでしょう。

センターバック、センターハーフでプレーでき、今季のVCFフェメニーノの中心選手の一人としてここまで21試合中19試合でプレーしてきた彼女の離脱は上昇を目指すチームにとって大きな痛手となります。

また、スペイン代表にも継続して招集されていましたが、この負傷により今季終了後にフランスで開催されるFIFA女子ワールドカップへの出場も断念することになってしまいました。