セルビア3部リーグのOFKベオグラード所属のセルビアU-17代表FWウロシュ・ミロヴァノヴィッチ(17)を獲得することで合意しました。VCFメスタージャに登録される予定で、18歳の誕生日を迎える10月以降に正式に契約を交わします。

ミロヴァノヴィッチはドイツ、デュイスブルグ出身でセルビアとドイツの二重国籍保持者です。身長187cmの9番タイプ、右利きの大型ストライカーで、2016/17シーズンに16歳でOFKベオグラードのトップチームデビュー(セルビア2部リーグ)を果たしました。背番号10を付けた今季はリーグ戦12試合に出場して、5ゴールという成績を残しています。

スーペルデポルテの報道によると、今年の1月の時点で既にミロヴァノヴィッチはVCFメスタージャのトライアウトを受け、関係者からの高評価を得ていました。2月にカンテラ統括部長に就任したパブロ・ロンゴリアが、その報告書を基に獲得にGOを出したことで、バレンシアは正式に獲得の意思を選手に伝えました。しかし、EU圏外の選手の18歳未満の国際移籍をFIFAが禁止しているため、今季はOFKベオグラードに残り、プレーを続けていました。

このセルビア人の若者には、母国の強豪レッドスターとパルチザンの他、フランスやイタリアのクラブも獲得に興味を示していたようです。