ザザのヒザの負傷について
シモーネ・ザザのフィジカルの状態は、今バレンシアニスタたちが最も関心を寄せるテーマの一つです。このイタリア人ストライカーは、イタリア代表での厳しい2週間の後、先週末にコルネジャで行われたエスパニョール戦でプレーしませんでした。そして試合後にマルセリーノ監督は、彼の外側半月板に部分的な炎症があることを明らかにしました。
「新たなケガじゃないんだ。1年くらい前から慢性的に痛んでるもので、サッカー選手にはよくあるタイプのケガだ。僕が100%でプレーできるうちはプレーするつもりだ。そして年末くらいにどんな感じか見てみよう。今は問題なくプレーできる状態だよ。このケガの問題点は、時には少し休む必要がある、ってところなんだ」
と、ザザは語っています。
クラブの意思は、ザザの言葉と同じです。12試合で9ゴールを挙げているエースのケガが緊急性の高いものでは無いと考えており、今回の欠場も次節バルセロナ戦を見据えてのことであったといえます。事実、ザザは通常通りの練習メニューをこなしており、そこにはケガをしているプレーヤーのような面影はありません。
ただし、仮にザザがバルセロナ戦後に手術を受けるとなった場合、バレンシアはこのイタリア人ストライカーを約6週間程度、失うことになるでしょう。その間に行われるリーグ戦はヘタフェ、セルタ、エイバル、ビジャレアル、ジローナ、デポルティボとの6試合。加えて国王杯の試合も入ってきます。