ムスタフィが次節レバンテ戦で出場停止に
リーガの裁定委員会は、前節アトレティコ戦で警告処分を受けたムスタフィに対して、累積警告による出場停止処分を下しました。ムスタフィは次節レバンテとのダービーマッチに出場できません。
ムスタフィはアトレティコ戦の前半15分に相手選手に対するファウルを取られ、ヒル・マンサーノ主審にイエローカードを提示されました。この時点ではムスタフィのイエローカードは第1節ラージョ戦、第4節ベティス戦、第6節グラナダ戦に続く今季4枚目とカウントされていました。
しかし、第2節デポルティボ戦のマッチレポートがカギとなりました。この試合のマッチレポートには「試合終了後にピッチで主審の判定に抗議したため、ひとりの選手に警告を提示」と記載されていました。このレポート上では選手名はおろかチーム名さえ記載されていなかったため警告処分の対象者は不明でしたが、裁定委員会がこの試合の主審を務めたゴンサレス・ゴンサレス主審に確認をとったところ、ムスタフィがバラガンの退場処分について抗議していた事が分かり、ムスタフィのイエローカードが1枚追加されました。そしてこの1枚により、前節アトレティコ戦でのイエローカードが5枚目となったムスタフィには累積警告による1試合の出場停止処分が下りました。
そしてムスタフィへの制裁はこれだけでは終わりませんでした。アトレティコ戦での警告に繋がったチアゴへのファウルが極めて危険なプレーだったとして、選手本人に600ユーロ、クラブに350ユーロの罰金が科せられる事も併せて発表されました。これに対して、当初は抗議の意思を見せていたクラブでしたが、最終的に上告はしない事に決めたようです。
そしてヌーノ監督はレバンテ戦での最適なセンターバックのコンビを早々に見付けなくてはなりません。負傷離脱していたアブデヌールは昨日ピッチでのトレーニングを再開しましたが、現時点でまだ出場できる状態ではないため、ポルトガル人監督のオプションはヴェーゾ、オルバン、アデルラン・サントスの3選手となっています。