クラブは、カンテラ統括部長にホセ・ラモン・アレサンコ(59)が就任する事を公式に発表しました。

アレサンコはバスク自治州バラカルド出身で、1993～1996年、2005～2010年と2度バルセロナのカンテラ統括部長を務めました。現役時代はCBのプレーヤーとしてアトレティック・クルブやバルセロナでキャリアを積み、スペイン代表でもEURO1980やワールドカップ1982に出場するなど国際Aマッチ34試合に出場しています。

アレサンコ統括部長
「欧州の名門クラブのひとつにやってきました。このクラブで私はプロとして大きな挑戦に向かいます。現役時代にここのシャツを着てプレーした事はありませんが、バレンシアというクラブの影響力と、クラブやファンにとってのカンテラの重要性はしっかりと理解しています。

バレンシア出身の偉大な選手たちはこれまでも沢山居ました。彼らはバレンシアの将来のキーとなる選手たちです。チームに地元出身の選手たちが居る事は、そのクラブのファンのアイデンティティを強くさせますし、スポーツ的にも国際的にもクラブが大きくなるための重要な要素となる事でしょう」