トニ・マルティネスと契約延長
クラブは今季正式にBチーム登録となったFWトニ・マルティネス(18)と現行の契約を2018年まで延長する事で合意しました。先に契約延長したハビ・ヒメネスと同じく「スポーツ面での目標達成度合いにより契約をさらに2年延長」というのオプションがついています。
トニ・マルティネスはムルシア出身のストライカーで、15歳になった2012年の夏にレアル・ムルシアからバレンシアにやってきました。2013年12月に16歳でBチームに招集されると、後半ロスタイムからの途中出場となったデビュー戦で4分間でプロ初ゴールを決めるという偉業を成し遂げました。
また、その直後に行なわれたインドネシアのクラブチームとの親善試合でトップチームデビューを果たすと、この試合でもゴール。16歳のストライカーがたった1週間で地元紙のトップに名前を飾る事になりました。
翌月、スペインU-17代表に初選出。ロヒータ(スペインユース代表)のシャツを着て初めての公式戦となったU-17欧州選手権2014エリートラウンドでは、本選出場を逃したものの全3試合に出場。今年に入ってからU-19代表に初選出。今夏はDFハビ・ヒメネスと共にスペインU-18代表の一員として来日してSBSカップに参加する等、順調に代表チームでのキャリアを積み上げています。
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トニ・マルティネス(プロフィール)