インファンチルBがリーグ優勝
バレンシア・インファンチルBがリーグ戦最終節にイストリクス・デ・バレンシアを7-0で下し、今季のリーグ優勝を決めました。
前節を終えて、バレンシア・インファンチルBとレバンテ・インファンチルBは26勝1分2敗の勝ち点79で並んでいました。直接対決の結果も1勝1敗(2-2)の五分という事で、得失点差で上回るバレンシアが首位となっていました。そして最終節、両チームとも勝利して勝点を82に伸ばした事で、バレンシアがそのまま逃げ切りました。
ホアキン・ガルシア監督に率いられた今季のインファンチルBは、6節までに1分1敗を喫し一時はレバンテに勝点5差をつけられましたが、第21節にレバンテとの直接対決を制して首位に。第22節に3位のアルボラヤに敗れ、再び2位に転落しますが、第27節に今度はアルボラヤがレバンテを下した事で、バレンシアが首位に返り咲き。そのまま最終節まで逃げ切りました。
このチームでは、リーグ得点王こそ逃したものの、シーズン35ゴールを決めたフェラン・ヒネールの存在が光ります。また、攻撃的MFの位置を司ったオスカル・ドメネクとトルコ人プレーヤーのフェルハトも共に2桁ゴールを記録しました。フェルハトは今季既にインファンチルAでもデビューを飾っています。
また、アルボラヤから加入した左サイドハーフのウーゴ・リコ、エルチェから加入した右サイドバックのダニ・モンテス、エルクレスから加入したピボーテのアレックス・アルファロといった新戦力たちもレギュラーとして充分な働きをしました。