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フベニールBが3年ぶりのリーグ優勝

バレンシア・フベニールBが、第30節ADベティス・フロリダ戦に1-5で勝利して22勝4分4敗の勝点70とし、4試合を残して3年ぶりのリーグ優勝を決めました。

先週、ドバイで行われた国際トーナメントに出場していたバレンシア・フベニールBは、この第30節を他のライバルより1週間遅れて戦う事になりました。2位のカステジョンが先週引き分けた事で、バレンシアは1試合少ない状態で勝点10差をつける事となり、この試合に勝利すれば優勝が決まるという状況になっていました。

今季のチームの大半を占める98年生まれの選手たちは、昨季もカデテAでリーグ優勝を達成しています。一年前のチームからMFフラン・ビジャルバが飛び級でフベニールAに昇格した事、また昨季の攻撃の中心を担ったFWハビ・ジャリオがレアル・マドリーに、メディアプンタのアレックス・ブランコがバルセロナに引き抜かれた事で、決して簡単なシーズンではありませんでした。

しかしバレンシアの技術分門は、コルネジャからチームの舵取り役となるピボーテのジョアン・ジベルトをコルネジャから、ウインガーのアルベルト・ラバッソーをナスティック・タラゴナから獲得し、チーム力の低下を最小限に抑えました。2月にはベネズエラ人ストライカーのマルコ・ファリサトが登録を許可された事で、チーム唯一のFWとして奮闘を続けてきたフラン・ナバーロにかかる負担を軽減することにも成功しました。

優勝を達成するに当たり、昨季もこのリーグを戦っているキャプテンのチモ・モスコーソやダニ・ルイス、アルバロ・ゴメスといった97年生まれの選手たちの存在も忘れてはいけません。特に昨季、攻撃的MFとしてプレーしたアルバロ・ゴメスは、今季ミゲル・グラウ監督によってメディアプンタやストライカーとして起用される一方、ルベン・バラハ監督のフベニールAでは右サイドハーフとしてプレーするなど驚異的な汎用性を見せました。

また、このチームのタレントは守備陣にも揃っています。センターバックのルイス・プラードスとカルロス・バダル(99年組のキャプテンでもあります)は共にスペインU-16代表に招集されており、マリアーノ・コニクは今季の半分をフベニールAで過ごしました。

そしてこのチームには、決定的な違いを生み出せる2人のプレーヤーが居ます。高い突破力と得点力を備えた左サイドハーフのイスマエル・マルティネスと、チーム得点王であり現時点でのリーグ得点王でもあるFWフラン・ナバーロです。

アリカンテ出身のイスマエルは非常にテクニカルなアタッカーで、「彼にボールを持たせると試合のハイライトシーンが生まれる」と評されています。実際にその左足からチームの多くのゴールを演出しており、自身でもチーム3位となる10得点を記録しました。

また、「トロ」の愛称で親しまれるフラン・ナバーロは、シーズン序盤に負傷で数試合欠場したにもかかわらず、今季ここまで23ゴールを記録、先日VCFメスタージャでのデビューも果たしました。彼にはこれからU-17欧州選手権でスペインU-17代表の一員として戦う名誉が待ち受けています。

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