レアル・マドリー・アレビンB所属のアルゼンチン人FWレオネル・アンヘル・コイラ(11)を獲得しました。

カデナ・コペの報道によると、バレンシアはこの若いプレーヤーと彼の家族と何度も連絡を取りあって来たとの事。「レアル・マドリーの歴史上、最も若くして契約した選手のひとりであるコイラは、既にバレンシアの新しいプレーヤーである」と同誌では報じています。

メッシと同じ愛称「レオ」と呼ばれるこの少年はブエノスアイレスの出身で今月29日で11歳になります。ラシン・デ・アベジャネーダ、モラレハ・デ・エンメディオでのプレーを経て、2011年8月、7歳の時にアトレティコ・マドリーとレアル・マドリーのトライアルを受けて共に合格、レアル・マドリー・ベンハミンBに入団しました。ちなみにお父さんはマドリード市内の少年クラブの指導者で、お兄さんはレアル・バジャドリーのカンテラでプレーしています。

マドリーではベンハミン、アレビン(7人制サッカー)に所属した4年間で368ゴールを記録しています。「7歳でレアル・マドリー入団」というニュースがスペイン国内外で大きく報じられた事もあり、バルデベバス練習場で行われたベンハミンの試合に「マドリーのレオ」を見ようと異例の3500人という観衆が集まった事もありました。

レオ・コイラの持ち味は、本人が「ゴールよりアシストが好き」と語る通りゴールだけでなく、チームメイトのゴールもお膳立て出来る点です。ルーマニア人プレイヤー：ドラグリンとのコンビは、今季のマドリーのカンテラで最も優秀な攻撃ユニットのひとつです。