ガヤ、アンドレ・ゴメスの2選手との契約延長交渉を開始
クラブはガヤの契約延長交渉を進めていますが、並行してアンドレ・ゴメスとの契約延長交渉もスタートさせました。プラサ・デポルティーバが報じています。
バレンシアを将来的にタイトルを狙える高い競争力を持ったチームへと戻すべく、ピーター・リム氏は今季のチームで重要な役割を果たしているガヤとアンドレ・ゴメスとの契約延長を強く望んでいます。今季のバレンシアでのパフォーマンスを高く評価されているこの2選手には、既に他のクラブからの強い関心が寄せられている事から、クラブは早期にこの2選手の経済的な条件面を改善し、マーケットでの価格を引き上げる事を目指しています。リム氏の希望は今季中の合意です。
ガヤについては、既に数週間前から代理人との間で交渉の席が設けられています。クラブは、現在のガヤの違約金(契約解除金)1800万ユーロという金額が、ヨーロッパのメガクラブが怯まない額である事を理解しています。ただし、この金額でのオファーを受け入れる気持ちがバレンシアに無いため、ガヤを獲得したいクラブは所得税を含め4000万ユーロ近い額をLFPへ供託しなければなりません。
この若いサイドバックのプレーヤーにはレアル・マドリーやアーセナルからの関心が報じられています。そしてガヤとバレンシアの契約延長交渉が時間がかかっている事もこれらの噂を引き起こす要因となっています。しかし、クラブは既にこのカンテラーノに破格のオファーを出しており(アンドレ・ゴメスに提示しているよりも好条件との事です)、ガヤ本人もバレンシアでのキャリア継続を望んでいます。余程の事が無い限り、バレンシアニスタはイスコがクラブを去った時のような思いをせずに済むでしょう。
一方で今冬、正式にバレンシアの選手となったばかりのアンドレ・ゴメスについてもクラブは動き出しています。クラブはこのポルトガル代表MFが非常に近い将来にヨーロッパサッカー界で重要な選手のひとりとなる事を確信しています。既にアンドレとは2019年までの契約がありますが、クラブは現在設定されている違約金5000万ユーロでは不十分と考えており、これを1億5000万ユーロ、もしくはそれに近い金額で設定する事を計画しています。それに伴い、給与面も大幅に引き上げられる事になるでしょう。
クラブは1ヶ月前の時点で彼に契約延長のオファーを出す事を決断しており、現在は代理人のジョルジュ・メンデスと話し合いの場を設けるための連絡を取っています。リム氏とメンデスの友情が、この交渉において多くをサポートする事になるでしょう。アンドレ自身も、ポルトガルリーグでブレイクする前にリム氏がバレンシアに連れてくるために自身の保有権を購入した事に恩義を感じている事から、交渉はスムーズに進むとみられています。
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