パコ・アルカセルに2試合出場停止処分/クラブは抗議
RFEFの競技委員会は先週末に行なわれたグラナダ戦で退場処分となったパコ・アルカセルに対して、2試合の出場停止処分を科しました。
クラブはこれまでに懲罰対象とならなかった多数ある同様の先例を用いて、退場処分に異議を申し立てていましたが、競技委員会はこの申し立てを却下。懲戒条項123条2項「試合中断時に相手選手に対して暴力行為を働いた場合、2~3試合の出場停止処分を科す」を基に、パコ・アルカセルに2試合の出場停止処分と罰金600ユーロ、クラブにも罰金700ユーロを科す事を決定しました。
この試合の主審を務めたエルナンデス・エルナンデスはマッチレポートに「ボールを奪い合いする中で、過度の力を込めて相手選手に打撃を与えた」と記載していました。
※追記(12/12)
クラブはこの処分に対し、公式に上訴しました。そして、上訴委員会はパコへの処分を軽減する事を決定。パコは1試合出場停止処分となりました。これにより、今週末のラージョ戦には出場できませんが、今年最後の試合となるエイバル戦には出場できる事になります。