バレンシアが新しいコウモリのロゴを作ろうとしたところ、その意匠がバットマンのエンブレムに似ていた事から、バットマンの版権を持つDCコミックスからクレームが入ったという報道がありました。

そして昨日、この件に関してバレンシアが公式声明を出しました。

皆さんがメディアで目にしたいくつかの記事に対して、クラブは以下の事を明確にしたいと思います。

1. 2012年にバレンシアCFは、カジュアル衣料品に使用するための新たなコウモリの意匠を作成し、欧州共同体商標意匠庁(OAMI)に商標登録申請しました。登録までのプロセスにおいて、DCコミックスが私たちの申請内容に異議を提起しました。現在、DCコミックスからバレンシアCFに対してあらゆるクレームはついていませんし、訴訟も起きていません。

2. 上記の問題を侵害する事を避けるため、クラブは新たなコウモリの意匠は現在使用していません。また、将来的にも使用する計画はありません。

3. コウモリは1922年以来、クラブの公式の紋章に組み込まれています。そして、公式の紋章とコウモリは世界中で登録されているトレードマークとなっています。これらの使用は法的な観点から見て問題の対象となっていません。