クラブが今年1月から進めてきたジエゴ・アウヴェスとの契約延長交渉が合意に至りました。間もなく公式に発表される事になるでしょう。

アウヴェスの代理人を務めるPromoesport社のロドリ・ベルガラとウナイ・ベルガラは、昨日(7月8日)の午前中にバレンシアのオフィスを訪ねていました。交渉前の時点で「契約内容については数日前に合意しているが、契約の手続きで最後の調整を行なう必要がある。今日はそれを行うためにここに来た」と2人の代理人は語っていました。この事から既に全てが完了したとみられています。

買収話の遅れによってクラブに生まれている不安感は、クラブが行う全ての交渉に影響します。それはジエゴ・アウヴェスにとっても例外ではなく、交渉には長い時間が費やされました。しかし最終的にこの交渉の行方は幸せな結末を迎える事になりそうです。

バレンシアがアウヴェスに提示した条件は明らかにされていませんが、ベルナトに提示した条件とほぼ同額の年俸120万ユーロ程度とみられています。これはリムの会社がやって来る前にクラブが設定した給与の上限に近い金額です。

アウヴェスは3年前の夏にアルメリアから4年契約でバレンシアにやってきました。加入直後は継続した出場機会を得られず、クラブを去る事も検討していましたが、彼を取り巻く状況は1年前の夏に劇的に替わりました。そして昨季はビセンテ・グアイタから完全にポジションを奪い、加入以来最高のシーズンを過ごしました。今回用意された非常に長い契約はその報酬と言えるでしょう。

今季いっぱいで契約満了となる予定だったアウヴェスに対して、クラブは契約をさらに4年延長する事に成功しました。バレンシアニスタは2019年までこのワールドクラスのGKのプレー楽しむ事が出来ます。

そしてアウヴェスは自身の現役生活をバレンシアで終える可能性が高くなりました。6月に29歳になったブラジル人GKは契約満了時点で34歳となります。

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