先日、母親の母国であるドミニカ共和国からの代表招集を受けたBチームのDFタノ・ボニン。2年前の夏にマドリーから加入した彼の契約は今季いっぱいとなっていますが、チームのカピタネスのひとりであるタノは、スーペルデポルテのインタビューで、クラブとの契約延長を望んでいる事をはっきりと言いました。

──自身の去就について
「既に他のいくつかのクラブからオファーはもらっている。でも、僕はバレンシアから契約延長のオファーが届くのを待っているんだ。心からバレンシアに残りたいと思ってる」

──ドミニカ共和国代表に呼ばれた事について
「毎日の仕事に対するご褒美だ。日々の働きと忍耐が僕を代表チームへと導いてくれたんだと思う。実は前に一度呼ばれた事があったんだ。でもその時はVCFメスタージャが置かれている難しい状況を考えて、招集を断った。そして今、チームの状態が改善した事もあって、決断したんだ」

──レアル・マドリーからバレンシアへの移籍について
「マドリーを去った事は後悔してない。あそこでは快適に過ごせてると感じた事は無かった。だから退団したんだ。最終的にその決断は、全て良い方向に僕を導いてくれた。
ここでは、皆が僕を大切に思ってくれるし、あらゆる面で僕を受け入れてくれたと感じることができる。本当にここで幸せなんだ」

──現在のチーム状態について
「チームは、ここまでよく巻き返していると思う。残留という大きな目標を達成するために、順位表を駆け上がる事を止めないようにしないとね」