ガゴがレンタル移籍
ガゴがアルゼンチンリーグのベレス・サウスフィエルドに半年間のレンタル移籍をする事になりました。買い取りオプションはついていません。
交渉はクラブとベレスのフリオ・バルドマール副社長の間で進められてきました。ガゴ自身が、昨日31日の練習に参加していなかった事から、その前日の時点でほぼ合意に至っていたとみられています。
ガゴはこの夏、今季の補強の目玉のひとりとしてバレンシアにやってきました。ペジェグリーノ監督はアルベルダの後継者としてガゴにチャンスを与えてきましたが、実際には度重なる怪我の影響で、満足いく数字は残せませんでした。
彼のバレンシアでのキャリアに変化を与えたのは監督の交代と言えるでしょう。バルベルデ新監督がアルベルダをスタメンに据えて結果を残し始めると、彼のチームでの居場所は無くなっていきました。加えて、ボカ・ジュニアーズへの移籍の噂が出始めた事で、ファンからの当たりも厳しくなっていきました。そして、大敗に終わったレアル・マドリー戦を最後に、彼は監督の構想から外れてしまいました。
ガゴ
「クラブの決断の決定には驚いた。僕はバレンシアに残るつもりだったけど、バルベルデは僕を戦力として考えるつもりはないと言った。代表への道を閉ざさないためにも僕はプレーする必要がある」
「他のクラブからのオファーがあった事は確かだ。でも皆が話題にしていたボカからのものは無かった。僕が彼らに8年契約を頼んだなんて事実はない。僕が移籍するためには、彼らがバレンシアにオファーを出さなければならないのだから。でも、公式な連絡は一切無かった。バレンシアも"ボカからオファーが届いた事なんてない"とはっきり言っているからね」
「ベレと契約する前に(アルゼンチン代表監督の)アレハンドロ・サベージャと話をしたよ。僕は半年間アルゼンチンで過ごした後、バレンシアに戻ってくる」