アリ・シッソコ獲得決定
クラブはリヨン所属の元フランス代表DFアリ・シッソコ(24)を獲得したことを公式に発表しました。4年契約で移籍金は推定600万ユーロとの事です。
このフランス人DFについては、ニューカッスル(550万ユーロ)、ナポリ(600万ユーロ)、ユヴェントス(350万ユーロ+ツィークラー)と、複数のクラブがオファーを出していたそうです。その中で、バレンシアがリヨンとの交渉を取りまとめました。ブラウリオSDのお手柄となります。
移籍金についてAS誌では、現金500万ユーロ+アリ・シッソコが将来バレンシアから他のクラブに移籍する際に発生する移籍金の一部、で合わせて約650万ユーロと報じられています。
アリ・シッソコはフランス中部の都市:ブロワの出身。フランス2部リーグのグーニョンでプレーした後、活躍の場をポルトガルに移しました。2009年にはACミランへの移籍が報じられるも、メディカルチェックで引っかかり破断。しかし、その後移籍したリヨンでは、3シーズンで公式戦134試合に出場しました。セネガル移民の両親を持ち、自身もフランスとセネガルの国籍を保有していますが、フランス代表でプレーする事を選び、2010年8月にノルウェー代表戦でA代表デビューを飾っています。
これでジョルディ・アルバの抜けた左サイドバックの穴が埋まり、全てのポジションの補強が完了しました。しかし一方で、パブロ・エルナンデスには退団の噂が、パコ・アルカセルにはレンタル修行の噂が出てきており、マーケット最終日までバレンシア関連の話題が語られることになりそうです。