モントーロがクラブとの契約を解除し、2部リーグのレクレアティーボに完全移籍する事になりました。2014年までの2年契約です。

モントーロは長い間、バレンシアBの中心選手として活躍してきました。2007年の夏にはU-19欧州選手権でもレギュラーとして活躍。大会後にレアル・マドリーからオファーが届きましたが、モントーロはそのオファーを断り、バレンシアとの契約を延長しました。その年の10月、オスカル・フェルナンデス監督の下、レアル・マドリー戦でシルバとの交代でトップチームデビューしました。

エメリ監督になってからの2シーズンは、2部リーグでのレンタル修行生活が続きましたが、エメリ監督を納得させられるだけの成績を残せず、2010/11シーズンからは再びBチームの一員として戦いました。今季は、ケガで出遅れたものの、ベントーサ監督の就任以降は、チームキャプテンの一人として、チームの残留に大きく貢献しました。

若い選手の多いバレンシアBで、特に今季は"ベテラン"として、ベントーサ監督のチームを支えました。財政難で苦しいチームにおいて、彼のような選手がトップチームに上がって来る事を期待していただけに、今回の退団の報道は残念です。

関連記事
アンヘル・モントーロ(プロフィール)