ソルダードがクラブとの現行の2014年までの契約を2017年まで延長する事で合意した、という報道がいくつかのメディアで報道されています。

ソルダードは、現在開催中のEURO2012への出場は叶わなかったものの、欧州各国のクラブからは高く評価されており、今夏も正式なオファーは届いていないものの、パリ・サンジェルマンやバイエルン・ミュンヘン、ナポリ等が興味を示していると報じられてきました。しかしながら、ソルダードは自分の故郷であるバレンシアでのプレーに満足しており、バレンシアでキャリアを続ける事を望んでいます。

ジョレンテ会長は5/7にソルダードの代理人を務めるトルドラ・オフィスと最初の交渉を行って以来、これまで数回交渉の場を設けてきました。そして6/17の交渉で晴れて合意に至ったようです。この日の交渉後、スーペルデポルテの質問に対しジョレンテ会長は以下のように答えています。

ジョレンテ会長
「契約延長の公式発表は近づいている。ソルダードはここバレンシアで満足しており、ここでキャリアを続けていく事になる。順調にいけば、彼はバレンシアでキャリアを終える事になるだろうし、取締役会としてもそれを願っている。彼はチームの中心となる選手だ。そして我々のキャプテンであり、代表に入るべきだった素晴らしいストライカーなんだよ」

バレンシアで2年を過ごしたソルダードは、昨季は25ゴール、今季は27ゴールと代表チームで3ゴールを決め、既にバレンシアの顔となりました。しかし彼はこの数字に満足していません。現在27歳のソルダードは、自身がまだ成長の余地がある選手だと考えており、故郷で家族と共に、キャプテンマークを巻いて、ここバレンシアでより偉大なストライカーになる事を強く望んでいます。

なお、契約解除金(違約金)の方は3500万ユーロに設定されたとの事。契約延長のプレゼンテーションの準備が整い次第、公式に発表されるとみられています。