今季いっぱいで契約が切れるマドゥロに、クラブが2年の契約延長のオファーを出しているようです。

スーペルデポルテの報道によると、クラブはマドゥロに契約の1年延長をオファー既にしていたとの事。しかし、マドゥロと彼の代理人のロジャー・リンセ氏が、このオファーに不満の様子を見せた事から、クラブは2年契約で再度オファーを出したようです。

マドゥロには、エメリ監督が来季から監督を務めるスパルタク・モスクワがバレンシアよりも良い条件での2年契約のオファーを出していようです。しかし、代表のレギュラー争いで当落線上にいるマドゥロにとって、いわゆる"マイナーリーグ"でプレーする事は、代表への道を遠ざけてしまう可能性のあるものです。

現在のチームのDFの選手では、同じく契約の切れるデアルベルトが既に退団の意向をクラブに伝えています。これにより、CBのポストが1人分空く事になりますが、マドゥロが契約延長に応じた場合、ブラウリオとペジェグリーノはCBの補強について考える必要がなくなるでしょう。

現在、EURO2012に向けてオランダ代表チームで合宿を行っているマドゥロ。このクラブからのオファーについて、近日中に結論を出す意向だとの事です。