ジョルディ・アルバの契約延長交渉が大筋で合意に至りました。公式発表に至るにはまだ給与面で多少詰めなければならない点が残っているものの、2016年までの契約延長となるようです。

1月にバネガ、2月にアルベルダとの契約延長交渉を成功させてきたジョレンテ会長は、ここ数日間、アルバの代理人との間で交渉を重ねてきました。そしてグラナダ戦の前日に、現行の2013年までの契約を2016年まで延長する事で合意に至ったとの事。まだ正式なサインは交わされていないものの、数週間のうちにその場が設けられ、正式発表されるとみられています。

昨年一度は決裂したこの交渉が今回スムーズに進んだ理由の一つに、今季終了後に行われるEURO2012の影響があります。

アルバは既にデル・ボスケ代表監督の信頼を勝ち取っており、この大会の23名のリストに入るのは間違いないでしょう。そして、クラブはこの大会でのアルバの活躍を見込んでおり、大会後に来るオファーを牽制したいという点から、またアルバは自身の去就を決めて本大会で気持ち良くプレーしたいという点から、双方が早期決着を望んだため、交渉開始から時間をかけずに合意に至る事が出来たようです。

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