クラブは、ジョルディ・アルバに続いてバネガの契約延長に向けて動き出したようです。

バネガの現在の契約は2013年までとなっています。バネガの代理人を務めるDodici社(マルセロ・シモニアン氏が代表を務める)も既にクラブからこの件についての接触があったことを認めています。

今夏、クラブはバネガの退団を見越してパレホの獲得に動きました。しかし、最終的にバネガはバレンシアに残り、トップチームの中心選手の一人として活躍を重ねています。一方でパレホは多くのチャンスを得られていません。

昨季のバネガは自身の不摂生によるパフォーマンスの低下に悩まされました。しかし今夏、ブラウリオ技術秘書がこのアルゼンチン代表選手と何度も話し合いを重ね、今季バレンシアでプレーするための準備をさせる事に成功しました。

そんなバネガについてジョレンテ会長は、移籍マーケットで現在のバネガと同レベルの選手を見つけることは難しいと考えているようで、彼に対して2年の契約延長を用意しているとの事。今季中の合意を目指して交渉を進めるようです。

そのバネガ本人は、今夏の時点では自身がマーケットに出されている事にショックを感じていました。しかしながら、現在チームの重要なパーツとなった彼は、バレンシアとの契約を延長する意思をシモニアン氏に伝えているとの事で、ここ数ヶ月の間に届いたいくつかのオファーもすべて拒否しています。この事からも、交渉はスムーズに進むのではないかとみられています。