クラブは、中国の企業Wandaと、中国サッカー協会とスポーツ協定を結んだ事を発表しました。今朝、北京のソフィテルホテルでそのプレゼンテーションが行われ、ジョレンテ会長と広報部長のダミア・ビダガニー、Wanda社のWang Jian Li社長、Yi Han副社長、中国サッカー協会のWei Di副会長らが出席しています。

Wanda社というのは、中国スーパーリーグのメインスポンサーで、中国のサッカー会を発展させる事を中国政府から直々に指定された企業だそうです。このような契約はリーガでも既にアトレティコやビジャレアルが結んでおり、この協定により、バレンシアのカンテラのテクニカルスタッフによって選抜された若い中国人選手が、数か月のうちにバレンシアのカンテラに来て練習参加を行う事になります。

ジョレンテ会長
「バレンシアは非常に大きなポテンシャルを持ったクラブです。そして今回の若手選手のための協定は、中国のマーケットに我々のブランドを認知させるという我々の戦略の第一歩となりま。我々は欧州で影響力のあるクラブのひとつとして、中国のファンの皆さんの心に我々のクラブが深く刻まれるよう働いていくつもりです」

このプレゼンテーションには100を超えるメディアが詰めかけたとの事。ジョレンテ会長が中国を代表するテレビ局：CCTV5のインタビューに応えている映像は、非常に多くの中国人に見られたそうで、中国市場へのプロモーションの第一歩は成功と呼べそうです。