さよならピエリック
昨季、オリンピック・シャティバにレンタルされていた元カメルーンU-19代表FWピエリックが2年前にレンタルでプレーしたラ・ロダと契約を結びました。昨季いっぱいでバレンシアとピエリックの契約は切れていたようで、移籍金は発生しません。
ピエリックは早くからバレンシアのカンテラでプレーし、カメルーンのユース代表にも選ばれてきました。2006/07シーズンにはFWモラガ(現エルデンセ)やFWコルテル(現アルシラ)らと組んでフベニールAの2冠に貢献。特にレアル・マドリー相手に2点を決めたチャンピオンズカップ決勝戦の活躍は非常にインパクトのあるものでした。
しかし飛躍が期待された2007/08シーズン、新加入のミチェルとのポジション争いに敗れると、翌2008/09シーズンからレンタルで転々とする生活が続きました。昨季プレーしたシャティバでは、開幕戦からレギュラーで出場したものの、シーズン中盤にかかるにつれて監督の構想外となってしまい、わずか12試合の出場に終わっていました。