新ユニフォームのプレゼンテーションの時に背番号1をつけたグアイタでしたが、グアイタ本人は今季の背番号に13番を希望しているようです。

リーガのクラブの多くのレギュラーGKがつけている背番号1を、グアイタは放棄するでしょう。

トレント出身のGKは、バレンシアの"1番"に相応しい選手となるために、人生を通じて戦ってきました。そして今、セサル・サンチェス、ミゲル・アンヘル・モヤという偉大な2人のGKからレギュラーを奪い、スペクタクルなシーズンを過ごした直後の24歳のプレーヤーはその番号を得るチャンスを得ました。グアイタは現在のチームでアウヴェスより古株のため、アウヴェスより先に好きな背番号を選ぶことが出来ます。"1番"を希望すればそれをつけることが出来るのです。しかしながら、彼のプライオリティは"13番"に置かれています。

「ナンバーワンになるために、背中に1番をつける必要は無い」

彼は"13番"への愛着を明らかにしました。彼にとってこの番号以上に大切な数字はありません。何故ならこの番号は、彼の亡き御尊父様フランシスコ・グアイタさんが生前好んだ数字なのです。そして同時に、この番号はフランシスコさんが見た最後の試合で、息子がつけていた番号でもありました。フランシスコさんが亡くなったその日以来、"13番"はグアイタにとって人生の番号となったのです。

"13番"はグアイタにとって決して悪い数字ではありません。昨季、彼はこの番号と共に"聖グアイタ"となりました。この数字は、スポーツ面での大きな幸運を彼にもたらし、彼にとって既にお守りのような存在となっています。

まだ今季の選手たちの背番号は正式には決まっていません。しかしながら、グアイタは"13番"を選ぶでしょう。既にその希望をチーム代表のボロに伝えているとも言われています。

今季、グアイタは"13番"のシャツを着て、バレンシアの"1番"を目指します。