ピアッティに正式オファー
クラブはアルメリア所属のアルゼンチン代表MFパブロ・ピアッティ(22)に正式オファーを出したとの事。移籍金600万ユーロを提示しているようです。
ラジオ・ノウの番組「ラ・タウラ」にて報じられたもので、既にピアッティ本人の合意も取れており、後はアルメリアの承諾と、ピアッティの出身クラブであるアルゼンチンのエストゥディアンテス(ピアッティのパスの25%を保持している)の承諾が得られれば移籍が決まるそうです。
昨日ブラウリオが「今週中にホアキンの代わりとなる"7番の選手"を獲得を決める」と力強く語っていましたが、どうやらピアッティ獲得交渉に手応えを感じてのコメントではないかと言われています。
ピアッティにはこれまでベンフィカやニューカッスル、アトレティコ・マドリー、セビージャ、ウディネーゼなど、多数のクラブが獲得に動いていると報じられていました。ベンフィカの提示額が700万ユーロ、アトレティコの提示額が1000万ユーロと言われていた事を考えると600万ユーロで決まれば悪くなさそうです。
ビセンテ、ホアキンと両サイドのアタッカーを放出したバレンシアにとって、両サイドをこなせるピアッティはうってつけの存在です。彼の魅力はスピードとテクニック、度胸といった面だけではありません。まだ22歳でありながら既に3シーズンもリーガでプレーしている事、そして毎シーズン大きな怪我無く30試合以上(リーグ戦)出ているという点も評価すべきポイントです。
また、小柄で愛くるしい笑顔も彼の魅力のひとつです。バレンシアにおいて「小柄でテクニカルなアルゼンチン人選手」というと今なおパブロ・アイマールが思い出されますが、この移籍交渉が決まったら、この新たな"パブロ"もこれからのメスタージャのアイドルとなるかもしれません。