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さよならフェルナンデス

今年1月、買い取りオプション付きのレンタルでベシクタスに出向していたフェルナンデスが、そのままベシクタスに完全移籍する事になりました。移籍金は200万ユーロ、3年契約で、年俸は3年総額で460万ユーロとなるそうです。

フェルナンデスはソレールが会長を、ルイスがSDを務めていた2007年の夏に1800万ユーロの移籍金でベンフィカから6年契約でやってきました。最初のシーズンこそ素行の問題でチームの構想外となってしまいましたが、翌2008/09シーズンには中心選手としてチームを引っ張る役目をこなしました。

悔やまれるのは2009年4月の負傷です。試合中に左足の腓骨を骨折したまま60分以上プレーしてスペイン中の度肝を抜いたフェルナンデスでしたが、その後、このケガにより半年以上プレーできず、翌シーズンにバネガが台頭してきた事により出場機会が減り、フェルナンデス自身が出場機会を求めて移籍先を探すという日々が続きました。

この移籍で、目を引くのが200万ユーロという移籍金の安さです。1800万ユーロで獲得した選手で、2年の契約を残しているため、金銭面だけを考えれば今夏慌てて放出する必要もなく、選手自身が移籍を希望していたからといっても、ロリアンの会長がガメイロの移籍金を据え置いたような対応が獲れたはずです。

ジョレンテ会長は「選手の移籍金はクラブの財政面とは切り離して考えている」という趣旨の発言を行っていますが、とはいえ、得られるお金は多いに越した事はありません。当初ベシクタスとの間では買取オプションの移籍金を800万ユーロで合意していた事もあり、それを踏まえるとあまりにも稚拙なオペレーションだったと言えるでしょう。

この点ではファンからも不満の声が上がっており、スーペルデポルテのアンケートでは、戦力的な問題で反対している人9%、移籍金が安すぎると回答した人43%と、合わせて52%の人が反対しています。

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