エメリ監督の契約延長プレゼンテーション
25日、エメリ監督とクラブの間で1年の契約延長について正式にサインがされました。
その後、ジョレンテ会長、ブラウリオ技術秘書と共にメスタージャにて契約延長のプレゼンテーションを行ないました。以下、エメリ監督の公式会見です。
「まず始めに、会長をはじめ、理事の方々、ブラウリオ、全てのテクニカルスタッフ、選手、ファン、メディアの皆さんにお礼を申し上げたい。皆さんのおかげで私は仕事を成し遂げる事が出来、4年目の挑戦を始めることが出来た。皆さんありがとう」
「私は3年前にここに来た。希望と共にCLの舞台へ戻るという強い意志を持ってここに来て、そして我々は今季その舞台に戻ってきた。また、私はチームの過渡期にやるべきアイディアを持ってきた。その時の私にそれが求められて居たものだからであり、そして今も我々はそれに取り組んでいる」
「今季、我々は多くのものを与えた選手たちが去った代わりに、成長する事を望んでいるプレーヤーを獲得してきた。しかし、バレンシアは"常に"CLでプレーするチームでなくてはならないし、そのために毎年成長する事が求められている。我々は選手たちを入れ替えなければならなかったが、同じだけの勝点を獲れるだけのチーム力を維持した。目標はさらなる成長・向上だ。CL出場権は我々にとって通過点でなければならない。厳しい道則になるが、我々はそのために練習を重ねるのだ。チャレンジする事が今季よりもチームを良くする。これが私が伝えなければいけない夢であり思いだ。リーガと同じように国王杯とCLでも向上しなければならない」
「目標は明確だ。我々はマドリーとバルサに一泡吹かせたいと思っている。彼らとの差を埋めて、他のライバルたちを凌駕したい。そしてカップ戦での向上ももちろん必要だ。我々はこれらのコンペティションで、ファンの皆さんに感動を与えたいと思っている。今季、皆さんに味わわせてしまったものとは違うものを来季はお届けするつもりだ」
「クラブの理事会がこの監督と共に成長する事を信じていなければ、私はここに居なかっただろう。バレンシアは包容力のあるインテリジェンス溢れる人たちによって組織されている。彼らが、この監督であればチームを成長させ続けられる、今取り組んでいるプロジェクトを発展させてくれる、と信じているから、ウナイ・エメリがバレンシアの監督を務めているのだ。私は彼らの決断が一時のものではなく、一年通じてのものだと信じている。会長は野心家であり、勝者だ。彼のプロジェクトに参加する人間は彼と同じメンタリティを持たなければならない」
「我々を3位に導いてくれたチームのスタッフ全員に感謝したい。とても素晴らしいチームであり、誰もがプロとして、人間として模範的に振舞ってくれている。いくつかの個別の問題はあったが、それによりチームに疑いを持つことは無い。健全なチームこそが最大限のパフォーマンスを発揮できる。そのためにこれから有効的な判断をしていくことになるだろう」