ボロが1部リーグ最優秀チーム代表に
チーム代表(Delegado)を務めるボロ・ゴンサレスが、今季のスペイン1部リーグ最優秀チーム代表賞を受賞しました。
今回が第4回となるこの賞は、2007/08シーズンから始まりました。毎シーズン終了後に1部リーグから1人、2部リーグから1人、それぞれのリーグの審判団の投票によって選出されるもので、ボロは今回が初受賞となります。
チーム代表というのは試合前のメンバー確認や選手交代時の審判への伝達など、監督と審判団の間の事務作業をこなす役割でいわば雑用とも呼べるポジションですが、今回そのプロフェッショナルな仕事ぶりが認められての受賞となります。直接の仕事相手である審判団から選ばれたという点も非常に名誉ですね。
ボロはキケ・フローレス監督がやってきた2005/06シーズンよりチーム代表を務めています。2007/08シーズンには、ラスト5試合の時点で誰かさんの尻拭いをさせられる形で監督に就任し、この5試合を4勝1敗で乗り切ってチームを1部リーグ残留に導きました。
今季唯一目立ったのは興奮したエメリ監督に何故か背中を叩かれた一件のみですが、バレンシアのOBという事もあり、選手たちやファンからの信頼も厚く、チームにとってまさに縁の下の力持ちという存在です。
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ボロ・ゴンサレス(プロフィール)