マラガがホアキンに興味
野心満々のカタール人オーナーが今夏の補強資金として6000万ユーロを準備しているといわれているマラガ。そのマラガが今夏の補強の目玉として、またペジェグリーニの右サイドアタッカーの補強という要望を受けて、ホアキンをリストアップしたようです。
マラガにとって右サイドはチームのウイークポイントとなっており、ペジェグリーニ監督はFWセバ・フェルナンデスのコンバート、カンテラーノのMFポルティージョを起用することでここまで乗り切っています。そんなマラガにおいて、代表から遠ざかっているとはいえ、ベテランの域に入りプレーの幅を広げた現在のホアキンは戦力という面でも経験という面でも喉から手が出るほど欲しい人材という事です。
現時点でバレンシアはホアキンを放出する意思は見せていません。しかし、クラブとホアキンの契約が今夏の時点であと1年しか残っておらず来夏には契約満了となってしまうため、それなりの値段が付けば今夏放出する、という可能性は充分にあります。バレンシアがホアキンと契約延長する可能性もありますが、その場合ネックとなっているのはホアキンの給与です。クラブがホアキンに新たな契約を提示する場合、500万ユーロといわれる現在の年俸は下げられる事になるでしょう。
土曜日にホアキンの代理人のエドゥアルド・エスペホ氏がメスタージャを訪れ、ソシエダ戦を観戦しました。試合後にはエスペホ氏とホアキンで会う機会を設けており、この際マラガからのオファーの件は伝えられていると思われます。ホアキンは、これからクラブと契約延長or移籍の両方の可能性について交渉を進めていく事になります。