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ケヴィン・ガメイロのスタイル

昨季からクラブが獲得を狙っているといわれているフランスリーグ、ロリアン所属のFWケヴィン・ガメイロ。自身のツイッター上で「スペイン語の勉強を始めた」と発しただけでなく、バルセロナ、R・マドリー、バレンシア、ビジャレアルらの試合を積極的に観戦している様子もそのログからわかります。

そんな彼のスタイルについて取り上げられていた記事をご紹介します。

「ビジャのようなキャラクターの持ち主」「ヤング・ビジャ」「ビジャと同じスピードとシュート力」・・・これらのフレーズはケヴィン・ガメイロに興味を持った各クラブのレポートに書かれていたものです。この中にはバレンシア、ビジャレアル、セビージャも含まれます。これらのクラブのスカウト陣は、ガメイロの特徴としてスピード、決定力、守備への意識、パートナーのスタイルを選ばない点、アシスト能力、空間把握能力・・・これらの能力の全てがダビド・ビジャを想起させるものであると定義づけました。

実際に、ガメイロはフランスの各スタジアムでビジャと比較されており、彼自身もビジャとの類似性を強く意識しています。そしてガメイロ自身がバレンシアでのプレーを希望する理由のひとつに、ビジャの存在をあげています。エル・グアヘの存在は、ガメイロにとっての手本となっているのです。「僕はビジャと同じプレースタイルだ。小さいけど、ピッチのスペースを求めて精力的に走り回る。そしてエゴイストではない・・・もし味方がパスを出せ!といったら僕は迷わずパスを出すよ」ガメイロは自身のキャラクターについてフランスのメディアにこのように語っています。

また、プレースタイルだけでなく、身体的な面でもガメイロはビジャに通じるところがあります。2人とも体重は70kgで、身長もガメイロが僅か2インチ(約5cm)低いだけです。「僕はこれまで常に相手DFよりも背が低かった。でもその特徴が僕を機敏に動かしてくれている。最近は筋力も付いてきたけど、70kg以上にならないように気をつけてるよ。後はまだキープ力と頭でのプレーを上達させないといけないかな」と、彼はLe Journal du Dimancheのインタビューで語りました。

ガメイロは現在23歳。これは2005年にバレンシアに来た時のビジャと同じ年齢です。そしてこのフランス人ストライカーは、メスタージャで最初の一歩を踏み出した時のビジャがそうであったように、まだまだ成長段階のプレーヤーです。「昔、僕はあまりにも子どもだった。たくさんの事を考えられず、仲間に充分にパスを出したりできなかったんだ。でも今はその頃に比べたら全ての面で成長している。中盤の選手を助けることが出来るようになったし、1メートル先にいる相手なら自分のスピードで追いつく事が出来ることもわかってる。だから僕は滅多なことでは試合から消えたりはしないんだよ。相手の守備陣も僕から目を離したらどうなるかをよく知っているはずだ」

ガメイロはロリアンでの3年間で48ゴールと17のアシストを記録しています。一方のビジャはサラゴサでの2年間で32ゴール(公式では31ゴール)を記録しています。ビジャは2005年夏の時点ではA代表として1試合に出場していました。ガメイロはトータルで僅か32分間ですが、ローラン・ブラン監督の新生フランス代表で3試合に出場しています。

ビジャと同様にガメイロにはストライカーの血が流れていると言えるでしょう。ガメイロは今季31試合で20ゴールあげており、得点ランクでも彼の上にはソウ(リール)しか居ません。ビジャも32試合で18ゴール決めており、得点ランクでメッシ、ロナウドに続いています。

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