モヤにマジョルカ復帰の可能性
ブルサスポル戦で負傷交代して以来、モヤは今季の公式戦で1分もプレーできていません。さらにクラブはグアイタと契約延長で合意し、ジエゴ・アウヴェスの獲得も決めました。そのためモヤは出場機会を得られるチームを探していましたが、古巣マジョルカへの復帰についての話が出てきました。
マジョルカには現在、ルクスとアワテの2人のGKが居ますが、このうちルクスは今季いっぱいで契約満了となるため、このままでは来季のGKがイスラエル人のアワテのみとなってしまいます。マジョルカのセラ・フェレール会長はアワテの働きには満足しているように見えますが、クラブ財政面の事情を考えた場合、それなりの値段が付けばアワテを売却せざるを得なくなるでしょう。
これらの要素を考えるとモヤのマジョルカ移籍には何ら障害がないと言えるでしょう。マジョルカのファンは自分たちのカンテラ出身であるモヤを歓迎するでしょうし、モヤ自身も慣れ親しんだマジョルカでのプレーには魅力を感じるでしょう。しかし、マジョルカにはモヤを獲得するための移籍金を捻出する余力がありません。そのため、バレンシアとマジョルカの交渉は、買い取りオプションつきのレンタル移籍という方向で話が進められることになりそうです。