GK　グアイタ、セサル
CB　ダビド・ナバーロ、リカルド・コスタ、スタンケヴィシウス、デアルベルト
SB　マテュー、ジョルディ・アルバ
CH　マドゥロ、バネガ、ティノ・コスタ
SH　ホアキン、パブロ、マタ、ビセンテ
FW　ソルダード、ジョナス、イスコ

ブルーノとトパルが出場停止、アルベルダ、モヤ、ナチョ・ゴンサレスがケガ、ミゲルとドミンゲスがクラブからのサスペンションです。スペイン中で論争を巻き起こしているナバーロも招集されました。

アトレティック戦以降、バレンシアに関する話題を独占しているナバーロ。ブラウリオ技術秘書はアトレティック戦翌日に「ナバーロの行為は褒められたものではない」と苦言を呈していましたが、エメリ監督は前日会見でナバーロを擁護し、他の選手たちと同様に扱う旨を話しました。

そして予想スタメンですが、前日の練習では、DFラインは右からスタンケ、ナバーロ、リカルド、アルバというラインナップがレギュラー組を務めたとの事。リカルドとスタンケが入れ替わる可能性もあります。中盤ではアトレティック戦で温存したティノとマドゥロがドブレピボーテを形成しそうです。両翼にはホアキンとバルサ戦に強いパブロ、トップ下にマタ、1トップはソルダードという布陣となりそうです。ベースはアトレティック戦と同じですね。

一方で、強豪相手にエメリ監督がこれまで繰り出してきた"イレギュラーな布陣"が使われる可能性も充分に残されています。可能性が高いのは、カンプノウでの試合の時に使った4-3-3。マテューが左ウイングに入る布陣です。ただ、この布陣だと中央の3人がマドゥロ、バネガ、ティノとなり、控えが充実している攻撃陣の起用を減らさなければいけません。

バルセロナの方では、ビジャが初のメスタージャ凱旋となります。ビジャは「もしゴールを決めても喜ばない」とこれまでの彼のポリシーを今回も守る事をカナル・ノウのインタビューで答えています。一方で、グアルディオラ監督が背中の痛みのため、バレンシア遠征に帯同しないというニュースが出ています。今回は2ndコーチのビラノバが指揮を執るとの事。

今季行われたカンプノウでの対戦では、前半に完璧なプレーを見せたものの後半に入った瞬間から大失速という試合を見せてしまいました。このときの前半の戦いを90分続けられれば勝てる可能性はゼロではありません。メスタージャの大声援という後押しを受けて集中を切らさず戦ってもらいたいですね。

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追記：
マドゥロが練習で左足首を負傷してしまい、急遽Bチームのモントーロが代わりに招集されました。