先週、バレンシアBのエースストライカーであるパコ・アルカセルはタフな一週間を過ごしました。

通常、どんな選手でも1週間にプレーするのは1～2試合、多くても3試合です。しかし、この17歳のストライカーは1/30～2/6の8日間で、なんと5試合に出場しました。

パコは1/30の3部リーグ、ビジャホジョサ戦で75分間プレーした後、U-18大西洋カップに出場するため、カナリア諸島に向かいました。パコはこの大会で3試合全てに出場(スイス戦で65分、カナリア諸島戦で45分、メキシコ戦で64分プレー)し、5ゴールを記録しています。

そして、パコは2/5の土曜日、18:00にバレンシアに戻ってきました。その日のBチームの練習は既に終わっていたため、この週の練習に参加する事なく、日曜日16:30からのオリンピック・シャティバ戦のスターティングメンバーに名を連ねることになりました。大西洋カップの最終戦メキシコU-18戦からわずか45時間後に行われたこの試合で、パコはフル出場しています。

Bチームのビセンテ・ミル監督は、当初、パコの疲労を考慮してオリンピック戦でパコを休ませる予定でした。しかし、代わりにFWでプレーする予定だった新戦力のクリスティアンが負傷したため、急遽パコを起用する決断を下したのです。

オリンピック戦の後、ミル監督はパコに2日間の休暇を与えました。今週は筋肉の過負荷とならないようトップチームの練習への参加を見送り、コンディション調整に時間を割く予定となっています。次節のプソル戦ではクリスティアンが負傷から復帰し、プレーする事になるでしょう。