グレミオ所属のFWジョナス・ゴンサウヴェス(26)がメディカルチェックをパスし、公式に加入が発表されました。2015年6月までの4年半の契約です。

ジョナス
「バレンシアのような欧州の強豪でプレーする事が僕の夢だった。今、ようやく夢が叶ったよ。バレンシアは南米でも知らない人が居ないくらいの名門なんだ。そんなクラブの一員になれた事を誇りに思ってる。バレンシアにはマタやソルダード、アドゥリス・・・他にも沢山の素晴らしい選手が居る。僕はこのクラブで、彼らと一緒にプロとして成長出来るって信じているよ」

「トップクラスのブラジル人プレーヤーがバレンシアでプレーしていた。僕も過去の偉大な選手たちと同じようにこのクラブに全てを捧げ、クラブの歴史に名を残したいんだ」

「まずは何よりも早くメスタージャのピッチに立ちたい。そして、皆さんに僕のプレーを見てもらいたい。そして、全てのバレンシアニスタに歓喜の夜を届けたいんだ」

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これでバレンシアは4年連続で冬に選手を補強した事になります。一般的に冬の補強は、長期離脱者が出た場合やチーム作りが上手くいっていない時にするものですが、FWの駒不足を理由としたジョナスの補強は、後者と言えるでしょう。

バレンシアがブラジル人ストライカーを補強するのはリカルド・オリヴェイラ以来となります。リカルド・オリヴェイラは2003年の夏に加入して1年で8得点を記録し、2冠に貢献しました。しかし、バレンシアに来たこれまでのブラジル人ストライカーのレアンドロ(96)、ロマーリオ(96)、ヴィオラ(95)らと同じように、バレンシアで成功を収めたとまでは言えません。彼もまた1年でクラブを去りました。

バレンシアで成功を収めたブラジル人ストライカーを探すと1960年代に活躍したワルド・マチャドまで遡らなければなりません。28歳でバレンシアに来たワルドは、8シーズン在籍してムンド、ケンペスに次ぐクラブ歴代3位のゴール数(115点)を記録すると共に、クラブの欧州カップ戦の得点記録保持者(30点)となっています。

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