フェルナンド氏がクラブの理事職を辞任
今年6月にSD職を解任されたフェルナンド・ゴメス氏がバレンシアの理事職を辞任しました。
クラブの理事会で秘書を務めるトマス・トレノルが昨日発表した内容によると、辞任理由は「クラブマネージメント面で目指す方向性の違い」との事です。これでクラブ史上最高の選手であるフェルナンド氏とバレンシアの繋がりはなくなる事になります。
ただ、10/27に発表された今週末の一般株主総会での議題のひとつに「新理事の任命」があげられている事から、その時には既にクラブに辞意が伝えられていたようです。
SD職を解任された際にジョレンテ会長は「フェルナンドが望む限り、クラブの理事会に残ってもらって構わない」と発言していましたが(関連記事参照)、その時点で既にフェルナンド氏はジョレンテ会長を強く非難しており、実質手を取り合って働いていくというのは難しくなっていました。なので、遅かれ早かれこういう道に進む事になっただろうと思います。
この件について、現時点でフェルナンド氏は公式にコメントを出していませんが、理事を辞任した事によって20日の株主総会にクラブ側ではなく一般株主として出席する事になるため、その席でジョレンテ会長に対して厳しい質問を浴びせるのではないかと予想されています。
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