昨日、クラブの取締役会が行われ、その席で昨季の会計報告と今季の予算報告などが出されました。

ジョレンテ会長は、取締役会の後の会見で、クラブの借金が2009年6月時点の5億5000万ユーロから4億ユーロまで改善された事を発表しました。

また昨季一年でクラブの管理費を35%％削減、人件費を14％削減し、これまでクラブの収入の120％に達していた総支出額を77％まで抑える事に成功したそうで、これにより今季は、借金返済のために選手の売却を必要としない予算が組めたそうです。

ジョレンテ会長
「予算のバランスはとれた。これで負債削減のために選手を売却する必要は無くなった。もし売却するとしたらスポーツ的な観点からのものになるだろう」

「我々はまだ未解決の問題を抱えている。例えば新スタジアム。我々はこれまでに1億5000万ユーロを投じたが、未だに未完成の状態だ」

「我々はこれ以上負債は増えないと予想している。そして負債がなくなるまで、我々はスタジアム建設には戻らないつもりでいる」