クラブはマーケティング部門の新ディレクターにマリア・バナクロイグ女史が就任する事を発表しました。非常にお綺麗な方です。

バナクロイグ女史は現在31歳。バレンシア市のカルデナル・エレーラ大学で情報科学、広告学などを学び、優秀な成績で卒業した後、MEC EVENTSというイベント企画会社で2年間、業務マネージャーを務めました。その後、世界数ヶ国に事務所を構える医薬品メーカーの代表に就任。マーケティング部門で高い評価を得ていたそうです。以下、バナクロイグ新マーケティング・ディレクターのコメント。

バレンシアでの仕事内容について
「スポンサーに関する全ての仕事を担当します。将来の新しいスポンサーとの交渉はもちろん、現在契約を結んでいるスポンサーとの関係強化、イベントコーディネートなどもです。一方でソシオ向けのイベントの企画も行います。まずはメスタージャ・ツアーの再開を計画しています」

現在のスポンサーについて
「メディアプロ社(Mediapro)とはテレビ放映権の契約を交わしています。2009/2010シーズンに契約を結びました。次にカッパ社(Kappa)とは技術部門のスポンサー契約を結んでいます。ナイキとの数年間の後の2009/2010シーズンからの契約ですが、チームには非常にポジティブな変化が起きていると思います。そしてウニベット社(UNIBET)は私たちのメインスポンサーです。2008/2009シーズンよりユニフォームスポンサーの契約を結んでいますが、年々私たちの関係は良い方に成長しています。また、その3社以外にも、エストレージャ・ダム社(Estrella Damm／ビール)、コカ・コーラ社、セアト社(Seat／自動車)、モビスタル社(Movistar／通信)、サニタス社(Sanitas／医療)、ハーバライフ社(Herbalife／健康食品)など、世界的な企業と公式にスポンサー契約を結んでいます」

過去のバレンシアとの関係
「私がMEC EVENTSに務めていた頃の事です。フランシスコ・ロイグ氏(元会長)がバレンシアの会長選に出馬した際に、その選挙キャンペーンのプロジェクト・マネージャーに任命されました。今思えば、後々に私がお世話になるクラブの会長選に取り組んでいたわけですね。この時のプロジェクトを機に、私はサッカーに関するマーケティングに興味を持ちました。そしてそれから数年経ち、再びサッカー界のプロジェクトに取り組むことになったわけです。そういえば会長選の後もその会社で、ダビド・アルベルダやファンデ・ラモスのイメージ戦略を担当した事がありましたね」

またこれに伴い、現マーケティング・ディレクターのファン・パブロ・モリネロ氏はクラブを退団するとの事です。