理由はわかりませんが、どうやら予定の水曜日にも契約延長交渉をもてなかったようです。マタの代理人を務めるマタのお父さんもさすがにご立腹で、出演したラジオ番組内で「バレンシアは、今すぐに契約延長をするか、バルサへの移籍を認めるべきだ」とコメントしました。ASより。

現在の状況について
「状況はこれまでと何も変わっていない。止まったままだ。クラブとの交渉に問題は何も無い。何故なら話し合い自体がもたれていないのだから。いくらなんでもこの話は長引かされすぎている。クラブは速やかに契約を更新するか、移籍を認めるかのどちらかを選択しなければならない。契約の終わりまで今の状況を引っ張ろうとするのはばかげている」

バルセロナとの交渉について
「バルセロナからのオファーについてはクラブが交渉を拒否した。我々はクラブと契約しているのだから、バルセロナ側と話し合い自体していない。前回の会長とのミーティングで、我々はバルサがマタにいくらの値をつけたのかを尋ねた。しかし会長は、バルサはマタの獲得に関心を持っていなかったと私に言った」

クラブに求める事
「他クラブからのオファーがあった場合、クラブはその選手に対して通常、契約を更新するか、オファーを受けるかのどちらかを選ぶべきなんだ。今の状況は普通では無い」

クラブとの残り契約年数について
「これは昨年からの問題だった。当初の5年契約に、契約を1年延長するオプションが含まれていたため、クラブは残りの契約は3年だと言っている。だが、我々は現状の契約が良いものではないと考えているので、そのオプション行使を受け入れていない。だからこそ息子とクラブとの契約は残り2年であると言える」

マタ本人の状況について
「息子はこの話題について解決するまでは話すのを避けている。彼が会見で話したとおり、できるだけ早くこの事を解決するのが最も良い事だ。彼はこの話題に非常にうんざりしている。彼がバレンシアにとってどれだけ価値のある選手かを、クラブはしっかり判断し、決定を下してもらいたい」

マタの希望について
「息子はバレンシアでファンから受ける愛情の大きさに驚いている。道でもどこでも、この街では彼は行く先々で皆のアイドルだ。だが、クラブの態度や認識を見ている限り、私の持つイメージとクラブのそれは一致していないようだ」