エメリ監督とジョレンテ会長との間で10日ほど前にミーティングが行われたそうです。

その席で、エメリ監督はジョレンテ会長にクラブの意向を訪ねました。エメリ監督自身はバレンシアで指揮を続ける事を希望しており、成績を見てもCLの出場権獲得に非常に近づいているなど、ジョレンテ会長らの希望を満たせる事は可能なように思えます。

しかし、エメリ監督が受けた返答は違ったものでした。監督と会長の話し合いの結果、エメリ監督は来季のバレンシアに居ない可能性が高いという結論になりました。

重要なポイントはジョレンテ会長が"CL出場権の獲得が契約延長の条件である"と明確に言わなかったことです。現状では6月30日以降、バレンシアの監督で居る事は難しいと見られており、エメリ監督も身近な人たちにそれを伝えているようです。

そうなると次の問題がバレンシアに残ります。順調なシーズンを過ごした後に監督を代えることは多くの人の疑問となるでしょう。クラブはいくつかのオプションを検討していますが、そのひとつがベニテスのアシスタントを務めているマウリシオ・ペジェグリーノの招致です。彼はバレンシアを良く知っており、コスト的にもお手頃です。そして、彼自身にアシスタントが不在という事もメリットとなるでしょう。何故ならクラブはエメリ監督の去就に関わらず、アジェスタランとオチョトレーナをそのまま残そうと考えているからです。

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Valencianista.esの記事です。信頼できるニュースかどうかはまだわかりませんが、これを信じるならば、クラブは「ペジェグリーノを引っ張ってこられれば、エメリ監督との契約を延長しない」という考えなのでしょう。UELで思うように勝てていない面(4勝7分1敗)、給与面などが理由ですかね。
個人的には給与面は無視して、CL出場権を取ったら続投、取れなかったら交代が望ましいと思っています。「ハイレベルなリーグを3位で終えたのに監督を続けられない」なんて事になると、誰もバレンシアに来たいとは思わないでしょうからね。