U-17ワールドカップでBチームのFWイスコが活躍しています。

イスコは2006年夏に地元マラガのアトレチコ・ベナミエルというクラブからバレンシアにやってきました。セカンドトップを主戦場とし、バレンシアのカンテラの各年代で攻撃の中心として成長してきた選手です。

本名：フランシスコ・ロマン・アラルコン・スアレス(Francisco Román Alarcón Suárez)、通称：イスコ(Isco)。
彼の名が広まったのは07/08シーズン。
このシーズン、15歳でスペインU-17代表に招集されたのを機に注目を集めると、 その後も所属リーグ(Liga Autonomica Cadete)でコンスタントに活躍を続けます。

彼を中心としたチームは最終的に優勝を逃したものの、首位のビジャレアルと同勝点、総得点ではビジャレアルを上回る結果を残し、彼自身もバレンシア州のU-16優秀選手に選ばれました。

08/09シーズンにはU-17代表のレギュラーに。
クラブでは、彼が所属するバレンシア・フベニールBは勝点1足りずに再びビジャレアルの後塵を拝したものの、 イスコ自身は変わらぬ活躍を見せ、FUTBOL DRAFTで2年連続となるDRAFT 55まで残りました。

そして今夏、フベニールAの一員としてCOTIFに参加し、優勝＆大会MVPを獲得。その勢いでトップチームのプレシーズンマッチにも招集され、 デビュー戦で決勝ゴールを叩き込むという離れ業を見せました。

その活躍も認められ、今季は飛び級でBチームの一員として登録され、開幕戦でついにプロデビューを果たしました。 これまでチームの成績自体は揮わないものの、イスコ本人は年上の選手たちを差し置いてコンスタントに出場を続けています。

そして、迎えたU-17ワールドカップ。
グループリーグ第２戦のUAE戦で、相手選手を4人抜いての素晴らしいゴールを決めたのは記憶に新しいところです。

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U-17Ｗ杯2009 UAEvsスペイン

近年、攻撃的なポジションに多くの優秀な選手を輩出しているバレンシアのカンテラ。 そして、その最新作と言えるイスコは、近い将来、間違いなくトップチームでデビューするであろう逸材です。今からぜひ名前を覚えておきましょう。

» イスコ 過去の成績